January 28, 2010

Usquaebach Pure Molt 15years

2005.01.23(Sun) Usquaebach Pure Molt 15years(whiskey:scotch:Malt)

 これも最近のお気に入り。とあるバーで正月の「プチ贅沢」としてキープ。常々ジョニ黒と並び「ブレンドウィスキーの傑作」と讃えるウシュクベーのモルトである。Pure Moltというからには、恐らくシングルモルトではなく、グレーンを使っていないばヴァッティド・モルト(モルトだけをブレンドしたもの)ではないかと思われる。裏書にもそれをうかがわせる記述がある。

 最初に出くわす香りは甘めの穀物の香り。少しだけカラメル香あり。グラスをたくさん回して香りを立たせると、穀物・グレープフルーツ・爽やかなリンゴなどのような香りが立ってくる。味自体はすっきりとした爽やかさが主体だが、味わいの芯の部分でくすんだ古い木のようなピートの風味が一本通っている。

 加水・ロックでは味わいのコシが比較的大きく損なわれる。その意味では非常に繊細なモルト。昨日のコルドン・ブルーと同様、バランスが絶妙にとられており、担当者の細かい技があるものと思われる。無理をしてもストレートでいただきたい。

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December 24, 2009

Antiquary 12th

 珍しいボトルを見つける。古い銘柄らしく,現在ではトマーティン社の復刻,日本での販売は宝酒造らしい。お値段まあまあ手頃,瓶は独特のカット。面白そうなので体験。
 飲んでみるとまあ一般的なブレンディッド・スコッチ。甘さもしっかり,当たりはまあ柔らかめかつちょっと濃醇。フェイマスなんかに大体近いと考えればよろしいでしょうか。
 年末,飲み会が込んだおかげであっという間に飲んでしまう。

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October 08, 2009

Brora 30y

 名古屋の出張ならここへ来ねばならぬ,という駅前のBar,L.W.へ。スモーキーなハイランドモルトで一つお薦めをとお願いする。紹介していただいたD.M.H.のボトルシリーズをいただく。何せシングルカスクの30年物,お値段も3,000円超!しかし大丈夫,ここでは1/2でも売ってくれる。心していただく。
 お願いは叶っており,本当にスモーキーな風味,甘さよりやや塩辛さが優位だが,バニラ・九ローブ・オレンジ・リンゴといった複雑な香りが漂う。55.7%のう度数は感じられないほどスムースで,さすが熟成ものといった感じがする。香りの変化は速く,また加水もあまりお勧めはできないということで,10数ミリの酒とひたすら向かい合う。贅沢であり,かつお手頃。有難うございました。

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June 20, 2008

Kingsbury Celtic Collection, Hebrides 1972

 名古屋に新しくできたBar、“L.W”がある、オーナーは以前から知るバーテンダーI氏。新しい店で生まれ年のスコッチを見つける。少々良い値だが、ここは折角なのでいただくことにする。キングスバリー社のボトルで、中身はタリスカー。
 シェリー樽で熟成されているので、甘口のブドウの香りがするが、全体としてタリスカーらしいピート、ヨードの香りがしっかりしている。36年もたてば比較的ひねた香りというのもありがちだが、これに関していえばそれは少なく、新鮮さを感じる風味である。ストレートでいくと舌の先にちょいと乗せるだけでグングンと味・香りが延び、ゆっくる長く飲める。水で割るとこれがまたマイルド、あっという間にいけてしまう。非常に魅力的なモルトである。

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January 28, 2007

Bruichladdich

 「アイラ・モルトを勉強しよう」企画も大分進んできたところ。
 今回のブリックラディックは,数度の生産停止を経て2001年から再び生産されている新しいアイラである。飲んでみると,アイラとしては穏健,というかアイラの持つヨード香が少なく,むしろピートによるスモーキーな雰囲気が強いという感じである。それは昔,サントリー・オールドを飲んだときのような,あるいはスモーキーなハイランド・モルトに代表される重口の雰囲気。アルコールも強いので,重口ながら爽快感の感じられるピートである。香りはそれ以外に黒糖蒸しパンのような柔らかい甘みを持つ香りも。飲んだ後グラスをそのまま置いておいてアフターノートを楽しむと,ビスケットなどの麦芽の香りが主体として楽しめる。
 ちなみに,ストレートではなく,Twice up(水と1対1)やオン・ザ・ロックでも,そのキレのいい個性は比較的失われない。結果として,一本飲みきるのに時間のかかるお酒と言えるかもしれない。これは私の好きなタイプのウィスキーである。
 ちなみにしっかりした金属のケースがついている。海苔などの乾物の容器として十分に使えそう。今回はバーから貰ってきました。

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December 17, 2006

Ardbeg 10y

 アイラモルトを勉強しようシリーズ。今回は「最もアクが強い」としばしば評されるアイラ。果たしてどれだけピートが効いていて,どれだけエグいのだろうと構えて頂く。
 飲んでみて分かるのは,ウィスキーとは違うタイプの味わいが広がること。そう,どちらかというとグラッパとか白酒とか,あのタイプの「キツイ個性」を感じる。それが苦手ではないなら,むしろこちらの方が「穏健」とすら言えるのではないかと思われる。したがって,香りはワイン系の樽に由来するものが十分にあり,それはそれで悪くない。ちなみに割水すると,相当の甘みや柔軟さが出現し,かなり飲みやすいアイラへと変化する。
 なんというか,やっぱり自分で飲んでみないと正しい(自分が正しいかどうかはおいておくとして)感想は出ないなあと実感。このシリーズ,どこまで続くやら。

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December 10, 2006

Springbank 12y

 片町バー好きの皆さんで飲み会。楽しくやらせて頂きました。今回は典型的なブリティッシュ系のバーということで,ギネスの乾杯のあとはいろいろスコッチを試す。頂いたのはキャンベルタウン・モルトである。
 最近アイラをよく飲んでいたからか,とても甘く感じる。でもよく考えてみると本当に甘いモルトで,マルサラ樽の甘さやバーボン的な甘さを感じる。調べてみるとそういう樽を使っているらしい。麦やピートの個性は極力抑えられており,どちらかというと優しく華麗なタイプのモルトである。味の方もアルコールや妙なクセのアタリは少なく,飲みやすくかつ飲み応えを感じる。ここのところではアタリを引いたスコッチになった。

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November 20, 2006

Shieldaig Islay Single Molt

2003.12.24(Wed) Shieldaig Islay Single Molt(whiskey:scotch:Islay molt)  

 いつものバーでお奨めをチョイス。Shieldaigはシールダイグと読み、William Maxwell社のフランス向けボトラーズブランドらしい。中身はラガーブリンで、ビンテージは12年。度数は55度のハードリカーである。
 加水していただくと、あっという間に混濁する。濾過処理がされておらず、水のミネラル分と反応してやや白っぽい濁りを生む。それだけでも興味を引かれる。香りはボウモアなどのアイラに比べ、やや穏健。味も微かに甘さを感じる程度で、ソフトなアイラの素質を持っているが、それにしてもアルコールのボリュームで圧倒はされる。
 さすがに一本飲みきるには時間がかかった。そういう意味では、かえって安上がりのモルトだったともいえよう。

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November 19, 2006

Laphloig 12y

Laphloig 12y(Whiskey:single malt:scotland)
 最近アイラ・モルトに傾いている。知られているとおりアイラは強烈なピート香,とくにヨードの香りがきついのだが,これだと飲むピッチがゆっくりになる。いろいろな意味でお得かと思い,ラフロイグに挑戦である。
 ラフロイグはアイラの中でも辛口と評判のもの,さぞかしと思うのだが,気のせいかな,意外に舌の上には甘みが乗る。当然スモーキーでヨードの強いハードな香りをしているし,アルコールのアタックも強いので,辛口といえば辛口なのだが,どうもその奥に柔らかい甘みが当たる。結果として,割とスムーズに飲めてしまったりする。イカン,今日のピッチは遅くない。
 折角なのでと,割水してtwice upにする。これがイマイチ。ラフロイグは割水すると腰が砕けやすいタイプのようで,ぐっとすっきりしてしまう。もとの良さは結構失われるので注意。ロックでも同様の傾向があるので,無理をしてでもストレートか,少しの水で割りたい。

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October 24, 2006

Jonnie Walker Black Label

2003.10.12(Sun)Jonnie Walker Black Label(whiskey:scotch:Blended)
 いつも通りのバーで、最近のボトルは大好きなスコッチを。

 基本的に「ピート感の高い」スコッチである。スペイサイドモルトのような「甘い感じ」をイメージする方はかなり期待はずれとなりうる。カーデュなどの重厚なモルトがぎっしり詰まっている。これにもっと「歴史」が増すと、オールド・パーのような酒になる。日本に古くから伝わる「サントリーオールド」がもっと重厚になったものといっても良い。小さい頃この酒を隠れて舐め、ウィスキーのイメージを膨らませていった者としては、ウィスキーの原風景を感じさせる一本である。

 その意味では、もっとふくよかで甘味のある香りがする「Gold Label」とはかなり趣を異にする。

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