January 28, 2010

トリスウィスキー

2005.01.08(Sat) トリスウィスキー(Whiskey: Japan:blended)
 トリスである。価格は180ミリリットル300円足らず。たぶん究極の安ウィスキー。旅行用の薄型ポケットボトルなので,風邪薬を飲むときのような小さなキャップ状プラスチックカップが付いてくる。あらまあ気の利いたこと。ちなみにつまみは「なとりの辛口カルパス」。いかにも旅行仕様でしょ。

 香りは何というか,アイリッシュのような軽い,でもきっといい香りが「つけて」あるんだろうと思う。味もアイリッシュ気味だが,口の中にさわやかな清涼感,これはきっとアルコール分そのままのもの。そして微かに,サントリー特有の香ばしい独特の香り。一人の旅行のお供で,酔うことが主眼なら,それはそれで「アリ」なのではないかと思われる。割水すると,とたんに「ウイスキー風味の水」に変わる。そりゃそうかもね。

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June 18, 2009

TULLAMORE DEW(特級)

 1998年,バー通いをはじめたころ,初めて学会なるところで発表をした名古屋。そこで飲んだのがタラモア・デューだった。奇しくも同じ名古屋で見つけたウィスキー特級時代のタラモア。バーの締めに一杯頂いた。
 タラモアと言えば,現在ではプラムなどの香りもするような穏健かつライトかつちょっと甘口のアイリッシュ。しかしこちらは現在のものとは全く違い,モルトたっぷりのスコッチのような味わいと風味。スコッチが好きな御仁にはこちらの方がずっと楽しいだろうと思われる。

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January 06, 2008

サントリー山崎 Owner's cask 1993

 年末のご褒美に,ちょっと値の張るボトルを仕入れる。山崎のオーナーズカスク。
 何といっても度数が強いので,ストレートで飲むと細かいニュアンスは分からなくなってしまう。ここはちょっと多すぎるかと心配する程度に割水して頂くのが吉。香り自体はかなり甘やか部分と,樽の香華が半々。飲んでみると柑橘やリンゴのような酸味が強く感じられ,さらにウィスキーを形作る味わいが複雑に感じられる。確かに飲み応えのある一本。

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June 04, 2007

ニッカ シングルカスク余市 1992

 いつもの山羊さんバーで,カクテルコンペティションのために札幌まで行っていたバーテンダーK嬢から一杯頂く。1992と言えば,私が大学に入った年,樽詰めは4月6日で,それは私が追越宿舎でバタバタしたり,新歓のコンパに出たりした日だなあと述懐。15年の時を経て,さてどうなりましたことやら。
 まずはその香りから素晴らしさを実感する。アルコールが63度もあるのでかなりそれに圧倒されるが,甘い香りと樽の香ばしさ,そして少し酸味ばしったひねた香りなど,複雑さも十分。これは期待できる。味の方もなかなかで,アルコールのキレの中にさっぱりした味。水でちょっと割るとよく分かるが,グレンフィディックなどに似て少し青臭い柑橘系の風味などがある。
 日本にもこれほどのモルトがあるのだなあと素直に驚く。実際世界のレベルに届いているし,その中でもかなりの勝負をすることが出来るだろう。美味しいお酒をありがとうございました。また今度はお礼に美味しいお酒を持ち込みます。

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February 04, 2007

Yellow Rose of Texas 8y

 某山羊バーでの今回は,懐かしいバーボンにした。昔このシリーズの4年ものという若いやつを飲んだことがあるが,予想外にしっかりと旨かった覚えがある。8年はいかがなりますやら。
 香りはバーボンらしい甘い香りが嫌味ない程度にあり,さらに朽ちた木のようなひねた香りも少々。香りについては結構複雑で面白みがある。味の方も,甘味・酸味がバランス良くあり,かつ少々のエグ味もある。アルコールは45度なので少々強め,したがってアルコール由来の爽快さもある。ストレートで良し,ロックでも性格は失われず,ソーダで割っても個性がふわっと漂うという「芯のある」バーボン。バーテンダーK姐さんには至極ウケのいいバーボンだった。

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January 28, 2007

Bruichladdich

 「アイラ・モルトを勉強しよう」企画も大分進んできたところ。
 今回のブリックラディックは,数度の生産停止を経て2001年から再び生産されている新しいアイラである。飲んでみると,アイラとしては穏健,というかアイラの持つヨード香が少なく,むしろピートによるスモーキーな雰囲気が強いという感じである。それは昔,サントリー・オールドを飲んだときのような,あるいはスモーキーなハイランド・モルトに代表される重口の雰囲気。アルコールも強いので,重口ながら爽快感の感じられるピートである。香りはそれ以外に黒糖蒸しパンのような柔らかい甘みを持つ香りも。飲んだ後グラスをそのまま置いておいてアフターノートを楽しむと,ビスケットなどの麦芽の香りが主体として楽しめる。
 ちなみに,ストレートではなく,Twice up(水と1対1)やオン・ザ・ロックでも,そのキレのいい個性は比較的失われない。結果として,一本飲みきるのに時間のかかるお酒と言えるかもしれない。これは私の好きなタイプのウィスキーである。
 ちなみにしっかりした金属のケースがついている。海苔などの乾物の容器として十分に使えそう。今回はバーから貰ってきました。

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December 17, 2006

Ardbeg 10y

 アイラモルトを勉強しようシリーズ。今回は「最もアクが強い」としばしば評されるアイラ。果たしてどれだけピートが効いていて,どれだけエグいのだろうと構えて頂く。
 飲んでみて分かるのは,ウィスキーとは違うタイプの味わいが広がること。そう,どちらかというとグラッパとか白酒とか,あのタイプの「キツイ個性」を感じる。それが苦手ではないなら,むしろこちらの方が「穏健」とすら言えるのではないかと思われる。したがって,香りはワイン系の樽に由来するものが十分にあり,それはそれで悪くない。ちなみに割水すると,相当の甘みや柔軟さが出現し,かなり飲みやすいアイラへと変化する。
 なんというか,やっぱり自分で飲んでみないと正しい(自分が正しいかどうかはおいておくとして)感想は出ないなあと実感。このシリーズ,どこまで続くやら。

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December 10, 2006

Springbank 12y

 片町バー好きの皆さんで飲み会。楽しくやらせて頂きました。今回は典型的なブリティッシュ系のバーということで,ギネスの乾杯のあとはいろいろスコッチを試す。頂いたのはキャンベルタウン・モルトである。
 最近アイラをよく飲んでいたからか,とても甘く感じる。でもよく考えてみると本当に甘いモルトで,マルサラ樽の甘さやバーボン的な甘さを感じる。調べてみるとそういう樽を使っているらしい。麦やピートの個性は極力抑えられており,どちらかというと優しく華麗なタイプのモルトである。味の方もアルコールや妙なクセのアタリは少なく,飲みやすくかつ飲み応えを感じる。ここのところではアタリを引いたスコッチになった。

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November 19, 2006

北杜 12年

サントリー北杜 12年(Whiskey:pure malt:Japan)
 響・山崎は少々値が張るサントリー。昨今輸入モルトがぐっと安いので,相対的にあまり食指が動かなくなる国産ウィスキーの打開のため,少々お求めやすいお値段である。ピュア・モルトは日本的な用語,要はいくつかのモルトをブレンドし,しかもグレーンを使用していないというヴァッティド・モルトと思った方がよいか。
 サントリーらしいバランスのとれたウィスキー,といってもサントリーには2つの特徴があり,比較的ソフトでまろやかに作る系統と,オールド・パーなどを意識したピートの強い系列があるように思う。これは前者。ソフトだし甘口である。香りについては相当にファンデーションのような化粧香が支配する。実は私これが強いのはちょっと苦手で,イマイチ香りを楽しめない。ソフトだからストレートも悪くはなく,水で割ると面白みも何もなくなってしまう。夜の街向けのウィスキーでも多分にあるのだろうが,水割りにすると味が分かりにくくなるのは,多くの人が水割りにする夜の街において,結構不向きであるように思うがどうだろう?

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October 11, 2006

USQUAEBACH STONE FLAGON

 東京から買ってきましたシリーズの第1弾。愛するウシュクベの上位モデル。まあ能書きとしては27年以上熟成されたモルトを中心にブレンド。85%のモルトに15%のグレーン、シェリー樽で最低18ヶ月の後熟が行われているとのこと。
 飲んでみるとこれが実にスムース,ストレートでもすーっと飲めるし,ほんの少し割水するだけでアルコールのトゲが消失し,幾らでもいける感じになる。香りはウィスキーの香りとはちょっと違うカラメル・ファンデーションのような香りがかなり強くしてこれは評価としてマイナス。味の方も少し甘口になっていて,これも少々マイナス。
 もともとのウシュクベ・スペシャルリザーブというのはブレンディドの妙と言うべき良くできたウィスキーで,キーとなるモルトの芯もしっかりしているのだが,ひょっとすると27年以上の「丸くなった」モルトになったお陰で,逆に芯が分からなくなったという感もある。あと,どうも「高級」感をだそうという操作(カラメル添加など)があざとすぎで,ちょっと嫌みかなあと言う気がする。だったらモルトだけで素直に行った方が良かったのでは?とも思う。何というか,高校生が無理してエルメスもっている感じですかね。
 とはいえ,基本的には良くできたウィスキーで,バーの皆さんと一本空けてしまいました。生クリームなど付いた菓子をつまみにすると,確かにこの甘い風味にはマッチします。ちなみに,陶器にコルクというボトルなので,横倒しにするとお酒が漏れることがあるようです。ぜひご注意を(少しロスを出してしまった...)。

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