May 21, 2012

車を買い換える

 愛車パサートワゴンを手に入れたのが2003年の5月。1998年式の車を中古で手に入れ,3万キロ台の中盤から11万キロまで乗り倒した。流石にあちこちにガタが来たこと,燃費の面でシャレにならなくなったこと,そういえばエコカー補助金があったなあということ。諸処の事情を勘案し,熟慮に熟慮を重ね,ちょっとだけ思い切り。生まれて初めて新車なるものを購入した。
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 今回は流石にパサートではなく,ゴルフ・ヴァリアント,1.2ブルーモーション。大きさはパサートとほとんど変わらず,排気量は一気に1200ccクラスにダウンサイジングされた。ブルーモーションはアイドリングストップ機能がついたフォルクスワーゲンの最新のもので,燃費のさらなる向上が見られるという。
 それなりに大きな車体に小さなエンジン,ターボチャージャーがついているとはいえ大丈夫かいな,急な坂なんて登るんかいな,高速でかったるくならないのかね。買ったなりから不安この上ないが,とりあえず富山まで往復100kmほどの高速クルージング,そして大学までの街乗りなどを試してみた。
 結論から言うと,まあこれまでの車に比べて「さすがに落ちたなあ」というものが全く見られない。高速では軽く踏み込むと120km/hくらいまではすっと伸びる。山坂で困ることもなし。超高速で飛ばしてポルシェと張りあうような,品のないバカな真似をしようと思わなければ何ら不都合は感じられない。静粛性については,ほとんどがロードノイズとの問題で,路面が悪ければそれなりにうるさく感じるし,街でゆっくり乗る分には国産車よりうんと上質である。標準でついてくるコンチネンタルのタイヤはこの辺りちょっとうるさく感じる,国産の静粛性を売りにしたタイヤなら,もっと良くなるかもしれない。
 運転するとわかるが,上手く乗りこなすにはアクセルをラフに踏まないことが大切で,結果としてそろりと走りだし,ふわりとブレーキングするような優しい運転が望ましいものとなる。これが結果的に燃費も良くするし,上品な運転にもさせてくれる。中年期にさしかかり,人生すこしは丁寧に生きることを求められているようで悪くない。ワイルド(ガサツで野卑と言い換えることも時にはできよう)なドライビングにカッコよさを感じるならちょっと相性が悪い。ただそういう乗り方もやってみればできないことはないが。
 標準装備のオーディオも高音から低音までスムーズで非常に良い(ちなみに今回はじめてCDチェンジャーをやめ,iPodを使用することにした。オプションの接続キットを使うとオーディオ本体からコントロールでき,これも非常に具合が良い)。
 今のところの難は,フロントの視界が以前の車よりやや狭いと感じること,アイドリングストップシステムのコントロールを上手くやるのには慣れがいること,そして足元に汚れどめのマットを敷きたいのだが,オルガンペダルのアクセルの位置が微妙で,上手く適合するマットがないことくらいである。
 これで後は故障なく,長く付き合えれば文句なしである。ただこればかりは当たり外れのものでもあり,すぐには分からないことである。

 長く連れ添ったパサートは,東京や熊本など長距離のドライブにもよく耐えてくれた。そのうちこの車でもどこか遠くを試してみたいと思っているところである。


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May 14, 2012

月曜日は花を買って 〜芍薬とツツジ〜

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 今年の金沢は寒いのだが,花はそろそろ初夏の頃合い。今日は芍薬が目に止まったので一輪挿す。7日は父の6回忌で12日は父の誕生日(ちなみに祖父は4日)。毎年のことではあるがこの時期目にする花は,私にとって人の命を感じる花である。今でも父が丹精込めて育てていた芍薬と牡丹は熊本の家で見られるはず。
 もう一つの花はツツジ。この透明なピンクはGWと家族の記憶をいつも思い出させる花である。金沢はこれがこれから6月近くまで咲く。この花とシバザクラの眩しいほど鮮やかな紅白ピンクは,これからの季節を予感させる日差しと光の色である。
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April 18, 2012

シトラススクイーザーを手に入れる

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 昨日は飲み会で街へ,ちょっと時間があったので香林坊の大和へ。ふらふら家庭用品を見ていたらこれまで高々とディスプレイされていたALESSIのシトラススクイーザーがない。よく見ると「SALE品」のところにまとめておいてある。値札を見たら7000円と消費税。前々からデザインの講義に欲しかったのだが,定価10000円は研究費の費目処理の都合から(備品扱いでいろいろ面倒)二の足を踏んでいた。これなら大丈夫,勢い勇んで手に入れることにした。
 しかしながら,実際に持ってきてもらうと,おなじみのクロムメッキが施された銀色のものだけではなく,写真のようなフッ素加工されたチタンブラックのものもあるという。値段は同じらしい。大層悩んだが,汚れや管理の点ではこちらの方が良いようにも思われ,チタンブラックに決定。エモーショナル・デザインの講義で資料として使うことにする。
 クロムメッキの方は「メッキが酸で冒される」リスクを背負うということで,シトラススクイーザなのに柑橘類の使用を推奨しないという「使えないけど欲しいモノ」の代表格とされていた。実際のところ,この塗装だと大丈夫なのだろうか?

 昨日の飲み会は,最近心理学者の中でも殊に先細りが心配される「高次認知研究」を標榜する40前後の3人で。あれだけ認知科学絡みの話をするのは数年ぶりではなかろうかという面白さ。店はこれも近年評判の「六味一滴」で,春の野菜と魚介の素晴らしい品々だったのだが,話しの面白さに集中が途切れ,味のディテールにちょっとだけ向かい合い損なうくらいであった(いや,それでもセンスはとても良かった)。

(追記)どうもこの商品,最近価格改定でちょっと安くなっているらしい。円高のせいのようだな。それでも今回の購入価格は,それを下回るもの。チタンブラックはそれはそれで,別の意味でロケット的で悪くない。


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April 16, 2012

新学期は花を買って 〜たまには束だ〜

Blog274
 新学期くらい派手に行こうと,いつもの花屋で「取り混ぜてください」と所望。これで1300円くらいだから基本的に安い花ばっかり。先週のスターチスもまだまだ元気なので一緒に入っていて下さい。「華道投げ込み流師範」としては本当に花瓶に突っ込んだだけ。鮮やかで買ったバラや八重のフリージアがいい,なんといっても2つとも甘い香りが立ち込めていい。赤や紫のスターチスもいい。白のコデマリもトルコキキョウも悪くない。総じて新学期のスタートを切るためテンションは高め。
 街も大学も桜が満開で,昨日はこの桜の下昼間っから花を見て酒を呑む。花粉の季節より少し遅れているので花見でクシャミをすることもなく,今年は概ね満足の春である。

Blog275


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April 10, 2012

開花 〜2012年〜

Blog273

・九州では散ったとか,関東では満開とからしいが,金沢は平年より大幅遅れの開花。見越して町会の花実もいつもより一週遅れにしておいた。幸い日曜は好天らしく,昼から気持よく飲むことができよう。

・金沢美大の勤めも11年目。ついに大学&大学院を過ごした筑波暮らしよりも長くなった。あとちょうど2ヶ月で40の大台になる。不惑のまま前に突き進めるのか。

・そんな中,生まれて初めて「科学研究費補助金」なるものを交付されることが決まる。研究を初めて15年,やっとこさ研究者の端くれとして認めてもらったようでなんともありがたい話である。美術の教員を対象として,学校教員の職業適応を研究する。つまり,アーティストを目指して大学に来た人たちは,どうやって「先生」の世界に染まり,先生らしく育っていくのかという研究である。若手の教員の離職率も決して低くない昨今,このテーマはそれなりに意義のあることかと思う。こちらはまだ「つぼみ」の段階,しっかりと花開いてほしいものである。

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April 02, 2012

新年度は花を買って 〜花とか華とか〜

Blog272
 ようやく暖かくなりだした金沢。先月は出張続きで研究室も不在が多く,花どころではなかった。新年度は春らしくスターチス。上気するようなピンクに気分も高揚(アゲアゲ〜)。後ろのデッサンは卒業した学生からのもの。美大の先生のクセに画の良し悪しはさっぱり分からないが,これは不思議と好きで,裸婦にぐっと引き込まれる。現在上手くハマるディスプレイ先を考えているところ。でも裸婦デッサンとか研究室に飾っておいて良いものだろうか?

 1日遅れで始まった新年度。学生が本格的に帰ってくるのは12日から。それまではやや余裕があるので,勢い新年度の準備にとりかかることができるのである。今週は集めたデータの整理(書き起こし)。今年は色々花開くといいなあ,と言いながら学会参加のための振り込みに郵便局へ行ったりのお昼である。


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March 21, 2012

ドキュメントスキャナがやってきた

Blog271

 フラットヘッドのスキャナはもう10年ほど使っているのだが,長いことドキュメントスキャナは手元になかった。とうぜん使いこなすこともない。最近になって自炊だなんだとポピュラーになっているようでもあるし,手元に溜まる紙類を少しでも減らしたいという思いもある。そこで一台購入。Canonにしたのは「何となく」である。
 とりあえず,多少紙送りには慣れとコツがいるものの,片面も両面も実に素早くできる。面倒な表や送付されてきたスケージュール表も,そのへんに置いておくよりは電子化したほうが便利なのかもしれないと思う。後は会議資料などをどの程度電子化できるかになってくるのかもしれない。
 まあとりあえず,使ってみるか。くらいの心境。

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March 12, 2012

教授のデザインと学習環境のデザイン

 土曜日は認知科学会の研究分科会「デザイン・構成・創造」(DCC)のイベント,デザイン激論会「デザインで社会進化をもたらす学のあり方を問う」に出席。認知科学会だけではない,建築学会や機械学会など工学系でデザインに関心のあるシンポジストが続々登壇。非常にエキサイティングな内容だった。

 ひとまずデザイン学の話は置いておいて,今回の話題は「教育」をどのように考えるかということ。理工系や心理学の大学院教育を受けた先生たちのかなりが考えているのは,「教えることはできない」ということと,「潤沢な学びの資源を用意することはできる」ということ。みなさん恐らく有名な大学の昔ながらの院で,先輩や先生との共同体の中で自ら研究をしてきた人なのである。自分のやりたいことを実現するために,そこにある資源を活用して偉くなってきたわけですね。クレイクがいう「学習における環境支援仮説」などにも通じる視点なのである。
 これに対して,現在の大学改革の潮流は,「どういう教材を用意するか,どういう評価をするか,何を持って指導内容とするか」といった教授方法に目が行っているものが多い。学生なんてほってほけば遊んでばかりで勉強の方法すら分からないだろうから,こちらできちんと用意しよう。という立場。政治にせよビジネスにせよ,どちらかというとこういう「カッチリ決まった」方がしっくりとくるのだろう。また,環境を潤沢にするには,ロスも含めて相当のコストがかかってしまう。これは先の行政やビジネスの視点とはかなり相容れない。この辺りがアカデミックな世界にいる人と違うところにいる人とのズレを生み出していよう。教授のデザインと学習環境のデザイン。インストラクショナル・デザインとかラーニング・サイエンスとかでごっちゃになっているが,きちんと分けて考えないとかなり性格が違うなあと。

 デザイン学という世界を考える時,彼らに共通しているのは,デザイン学という分野が「ないも同然」という視点に立っていること。これは多くのデザイン系の大学にはかなり痛い話でもあろうが,いわゆるアカデミックな素地に立つ学問としてはまあそうなってしまうだろう。反対に,これが学問として成立するところは,デザインの「現場」はかなりねじれた位置にあるようにも見える。多くの現場のデザイナーに彼らの話はまず「なくてもいいです」くらいに映るはず。まあそんな感想も。
 その中で,建築という世界は学術的な理論とデザインとしての実践が比較的うまくフィットしているなあと思われた。むしろ他の世界に比べても,理工的な制約を満たさないとデザインも成り立たないというか。この辺りにデザイン学のブレイクスルーがあるのか,いやいやむしろここ以外を何とかしないとブレイクスルーが出ないのか。そんなこんなで面白い会であった。

 

 

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February 29, 2012

12/02/29のお弁当 〜私と弁当箱〜

Blog270
 閏日の29日は「にんにく(229)の日」らしいが,弁当にはそうそう入れられません。今日はど〜んと海苔弁。今日のメインは昨日のゴーヤチャンプルに,今朝まめまめしく巻いたアスパラベーコン巻。ゴーヤチャンプルに卵が使われているので今日は珍しく卵料理のない日である。
 明日から3月。学食は新学期までお休みだが,明日から11日まで出張その他で家にいる日は数日。その後も入試で学内立ち入り規制ということもあり一部は年休をとって自宅研。その後も九州出張などとバタバタ。次のお弁当期間は4月に入って新学期までの10日ほどか。さて作るか,それとも外食に頼るか。

 毎年登場するこの弁当箱。私が大学4年の時,教育実習で弁当が必要になって買ったもの。毎日5時半起きして弁当を作っていたその時が懐かしい。そしてわざわざ控え室まで見に来たあの高校生たちは,いまはもう悠に30歳を超えるのかあ。
 その後も教育産業での夏期講習の頃など,年に20回〜30回ほど登場している。たまには違う箱もいいなあと思うが,量が手頃なこともあってなかなか他にという訳にもいかない。

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February 28, 2012

12/02/28のお弁当

Blog269
 家の食材が停滞中で,前回と見た目があまり変わらなくなりそうだなあ,どうしようかなあと思案。まず私の弁当で変わり映えがないのは「卵」である。卵焼きかオムレツ,スクランブルエッグ。ならばここを何とかと,ゆで卵にしてみた。卵は偉大だ,この美しい造形美。醤油の餡をかけてちょっと懐石風に。そして海老の佃煮,これがまた可愛らしく弁当の中でいい位置を占めている。この造形美もまた良い。

 弁当を食べながら最近ダウンロードした曲を。最近本当に「近頃のヒット曲」に疎い。


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February 26, 2012

小学校での教科担任制を考えてはどうだろう【留年問題】

 ここのところ小中学校での留年の是非が話題になっている。確かな学力を身につけさせるための方法として,履修期間を長くしてでも必要な水準は学習させるという視点,決して無い話ではない。しかし学力問題の解決は,1年という長い期間で留年をするというチョイスではいろいろな意味で問題があるだろうこともわかっている。たとえば小中学校で同一学年を繰り返せば,来年はみんなと同じ進度でいいのかというわけでもない。また,少しやり直すだけでも十分に伸びる子もいたりするからである。学力問題は単純に教授方法や教育課程の問題でもない。社会的環境や文化的な習慣まで,さまざまな要素を抱えているものである。

 ただし,学校という枠の中でこれを何とかしようとするなら,やはり教授方法や教育課程の問題として考えるしかない。補習機会を潤沢に与えることも重要かとは思う。そして何より,学習の初期でのつまづきは出来る限り防いでおきたいところだろう。その1方策として,小学校も中高と同じように教科担任制を導入するのは,それなりに意味があることではないかと思う。
 小学校の教員は,国語から体育までひと通りの授業ができるよう教育される。しかしながら,今日学校の教員養成課程もその内部では「専攻」があり,国語を中心にする学生も体育を中心にする学生もいるのである。その意味では,自分が得意とする分野を指導する方が,うまく教えるチャンスも増えるのではないかと期待するのである(期待,である。できるかどうかは実は難しい)。
 確かに小学生の場合,一人ひとりをよく知って対応することも大事である。そのための学級担任なのだが,塾通いなどをする子たちを見ていても,おそらく中学年以上では教科担任制でも十分にいけるのではないかとも思う。
 また教科担任制にすることで,教員の数を調整したり,柔軟に運用したりすることもある程度叶うのかなと思わなくもない。あるいは補習などを開くときにも効果を発揮するのではないだろうか。
 ガチガチに教科担任制にしなくてもいい。国語や社会をもつ先生,とか。理科と体育はこの先生とか。緩やかな専科制を取り入れるのは意外にうまくいくのではないかと思う。
 

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February 25, 2012

本日もまた

 スキーでした。
 本日,おそらく私のもとにスキーの神様(中級)がお近づきになられ,そっと色々教えて行かれたようでした。エッジを立てることの意味,右足と左足の荷重の移動など。スキーを初めて13年ほど,金沢に来て10年。人一倍遅い進みではありながら,確実にできることが増えているようです。
 飽きっぽく大変なことが嫌いな私にしては,執念すら感じずにはいられない。

 悲しいことに,来週末も再来週末も出張その他。ひょっとすると今年はこれが最後かも。

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February 23, 2012

南西ドイツ放送管弦楽団 

2012/02/19 石川県立音楽堂 指揮 フランソワ=グザヴィエ・ロト ピアノ 荻原麻未
ラヴェル ピアノ協奏曲第1番  マーラー 交響曲第5番 アンコール プロコフィエフ ロメオとジュリエット

 老舗の冠コンサートとなった東芝グランドコンサート。海外の良質なオケをお安く楽しめる有り難い企画。高校の頃から割と行っている。最初はズデニェク・コシュラーのスロヴァキアフィルで1986年だった。今回は地方ではなかなかお目にかかれないラヴェルのpf協。おまけに金沢は他都市と違いS席でも2000円安い10,000円ポッキリ。それにマラ5なら行かない訳にはいかない。

 今回大手のチケット代理店(P)を使ってみた。どうもこれは座席指定ができず,結局提供された席は3列目の右翼。近すぎると悪い予感。残念ながらこれが当たることになった。

 ラヴェルで予感は的中する。席はピアノの下でヴィオラ・コントラバスの真ん前。ヴァイオリンが遠くに聞こえ,トゥッティでも音が統合されて聞こえない。様々な音色がとけ合ってカラフルに聞こえるはずのラヴェルなのにどうもピンと来なかった。
 ピアノの荻原は実に若いのだが,相当な巧者。ピアノの一音一音の角を周到にとり,フランス音楽らしいまろやかな彩りに仕立て上げている。これに対してオケはやはりドイツ。緻密で確実なサウンドのようだった(こればかりは上記の理由で断言しにくい)。

 

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12/02/23のお弁当 

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 アップするしないにかかわらず毎日一応食べております。今日はアスパラとベーコンのソテー,玉ねぎとひき肉のオムレツ,イシイのミートボールなど。ややタンパク質ばかりですな。ゴハンは今年初のたたき梅を載せて。一緒に飲むお茶がぐっと美味しいと感じられるのがたたき梅のいいところ。
 たまにはサンドイッチ弁当などつくってみたいとも思うのだが,よくよく考えると手頃なランチボックスがない。確かに弁当箱が違うと盛り付けも計画も変わる。さりとていろいろバリエーションを持って買い揃えるほどいつも作るわけでなし,結局こういう弁当に落ち着いてしまうなあ。


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February 20, 2012

12/02/20のお弁当 

Blog267
 トマトっていいなあと思う。赤がいい。紅鮭や梅干しとは違う陽気な赤。鶏やパブリカをタイムやローズマリーで仕上げたトマト煮。日本の食べ物と違う感じが良い。その横にはネギの青いところを使ってごま油で作った炒り卵。こちらも全く違う香味。ペンネのサラダはレモンとマヨネーズで。これだけ入っていると弁当が豊かだという実感がある。
 昨日の「軽い赤ワインのつまみ」から出来た本日のお弁当。本当はお茶ではなく軽い赤でもあれば。ま,さすがに研究室で飲む気にはならんな。


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February 15, 2012

12/02/15のお弁当 マンネリ打破

Blog266
 ど〜んとシャケ弁。しかし今日は玉ねぎと豆苗のマリネ,豚ときのこのマスタード味噌炒め,玉子焼の磯辺巻などいつもと異なるラインナップが揃っている。いつもと目先が変わると,しみじみ「美味しいなあ〜」と思う。
 食べ物は人生の質を本当に変える。食べ物が美味いと思えること。それが人間の最後の実存を支えているのではないかとすら思う。


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February 14, 2012

12/02/14のお弁当 マンネリ...

Blog265
 日々絶え間なく続く弁当作りであれば,毎日が似てくるのは致し方ない。ABC→ACD→ABD→BDEのように,少しずつ変わっていく内容である。
 今日は昨日と同じ春菊のごま和えとミニトマト,これに定番卵のチーズオムレツ,冷食で春巻。1番の違いはひじきご飯というところか。香りづけにごま油を垂らして炊く。ちょっと固めになるがつやつやして美味い。そういえば20年ほど前の94年,猛暑でコメが不足した時,輸入米をこうやってなんとかつやつやに炊いていたことを思い出す。もう今の学生はそれも覚えていないことだろう。時の流れを感じる。
 さて,明日はどうすればいいかなぁ〜


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February 13, 2012

月曜は花を買って&2月13日のお弁当

Blog263

 定番といえばあまりにも定番の企画2つ。
 
 後期が終わって成績も提出して,いよいよ年度末に近づく。気分を変えるために花屋へ,いつもの花屋さんに「これはまだご紹介してないですよね」と示されたのがこのブルーレースフラワー。ディディスカスという名前でもあるんだそうな。パッと見には山野草をそのまま生けたみたい。花は大変丈夫なんだそうで,また3週間くらいは花屋に行かなくてもいいのかもしれない。楚々としていて,年度末で散らかった研究室に埋もさせてしまって花に申し訳ない。
 そして学食も今年度の終了を迎える。今年は年度末の出張も多いので,そうずっとでもなさそうだが,今週は弁当の週になりそう。菜の花とささみのゴマヨネーズ和え,春菊のおひたし,塩昆布の炒り卵,塩鮭などと少し春を意識した。
 お弁当になると量が少ないので冬溜め込んだ目方もちょっと軽くなる。春へ向けて色々リニューアルしたい気分をほんの少しだけ添える。
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February 10, 2012

飲み方〜熊本方言

 飲み方,熊本方言で飲み会・宴会のこと。まず県外,あるいは九州よりも外で聞くことはない。不思議な語彙である。
 親父は年に数えるほどしか飲み方には出ず,まして一人で外で飲むこともなく。ずっと家で晩酌。息子にとっても家庭にとっても古き良き模範的な感じであった。とはいえそこは昭和の父親,家事をすることもなく毎日飲んではそのまま寝てしまう。いかにもの呑兵衛である。
 そういう父が今日は飲み方に行くという,それは職場(学校)の歓送迎会と忘年会くらいしかないのだが,小さいころ私は,父が酒の飲み方を教えに出ていると思っていた。普段から先生ではあるが,まさか飲酒の師範であるとはと感心していたが,ほどなくそれが宴会と知った。以来35年,飲むたび,宴会に出るたびにこの言葉には実に懐かしく憧憬のある響きとして残っている。

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January 31, 2012

久々のチャレンジ〜新曲〜

 カラオケを歌う機会など年に何回もない。そして最近のJ-POPに非常に疎い。昔からの傾向として男性ボーカルにはなお疎い。そういう事情でカラオケで歌う曲といえば「セロリ」とか90年代の曲になりがち。そもそもこの10年殆どリニューアルなどされていないのだ。
 好きな曲だけ歌っててもいいだろ!と言いたいところだが,さすがに若い子と一緒だとどれも知らない顔をされてしまう。それもまあねえ。という最近,それはさすがに耳につく曲というのが「家政婦のミタ」のテーマ。聞き流していたが,レパートリー「歩いて帰ろう」の斉藤和義の歌。何となく親近感が湧いて歌ってみようかなと。
 わかりやすいメロディラインもさることながら,声域がそれほど高くなく,最高声部も自分のギリギリのG#。とりあえず嫌いなバラードやスローテンポでもない。iTunesで200円である。早速購入で当分聴いてみることにした。
 人生たまには違うことしないと,ね。

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January 30, 2012

関数電卓讃

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 パソコンが進化しても,現在の自分にとって決して手放せない小物。大学時代は統計の勉強などに世話になった。今やこれで三角関数の計算をしたり微積分をしたりすることはない。それどころか通常の電卓に付いている平方根すら使わない。それでもこれを使わない1週間があるかといわれればないかも。
 この手の関数電卓のありがたいところは数式が入力できることである。研究費のちょっとした計算,今月のやりくりの計算。なんだかんだ言って10程度の数値を足しあげたり掛けたりする。こういう時式が見えるのはとてもいいし,計算間違いを確かめることが容易である。ステップが記憶できる電卓もなくはないが,こちらの方が視覚的にもいいしともすれば安い。近年はソーラーなので電池の心配もいらない。
 かくなる理由で研究室に一台,自宅に一台。デジカメやiPod並に重要な電子機器である。


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January 26, 2012

積雪40センチ

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 昨夜2時頃に寝る時は,まだまだ大雪には程遠いなと思っていた。それが今朝目覚めてみると40センチの積雪。年に1度あるかないかではあるが,やはり北陸は侮れない。融雪装置のある街ではあるが,それでも車に積もった雪や玄関前の雪かき(雪すかしという)には40分ほどかかり,朝から体力も腰も消耗する。これから1週間程度は断続的に降るだけでなく,かなりの低温でもある。溶けない雪は凍って重く残る。これからが大変だ。
 上の写真のように,北陸の雪は湿っぽいので,ブロック塀の上にも上手に積もる。
Blog259
 そして大学では,毎年恒例である1年生の「わー,雪だスゴーイ」の日となる。北陸出身でない学生が大半の本学。当然雪だるまやかまくらを作りたいらしい。大抵作り方が分からず挫折することも多い。大抵は雪の壁をつくって上に伸ばしていこうとする(上の写真)。そこで先生の出番,雪山をつくって固めて掘る。やり方は教えたから後は頑張るんだよ。
Blog260
 かくして学生らは初めてのかまくら作りに勤しむ。そして作ったかまくらは,大抵山が小さくて2人では窮屈すぎるレベルとなる。大学のグランドには,既にそんなものが3つほどあり,それぞれの専攻の学生が思い思いに創作に挑むのである。

 そういえば,NHKの天気予報の雪はとても可愛らしい。普通に降る時は雪だるまの目線が上から下に追いかける。吹雪になると雪が横殴りで,無表情の雪だるまが我慢強く耐えている。今週は毎日雪なので,天気予報にはたくさんの雪だるまがほのぼのした姿を見せている。ぜひご覧あれ。
 

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January 23, 2012

月曜日は花を買って(12/01/23)

Blog257
 季節外れの感もあるが,もうスイートピーが出回っている。適当に色を見繕っていたら花屋さんが「それは金曜の仕入れで,こっちは今日の仕入れです」。つまり花の長い方を教えて下さる。そんな訳で今日はピンクと黄緑のスイートピー。黄緑は「わかば」という品種だったかな。
 前回買った花の生き残りもちょっと短く切って挿しておく。名前を忘れたこちらも改めて訊く。「リューココリーネ」というユリ科の花なんだそうで。花も長いし楚々として綺麗である。
 しかしとんと花の名前を覚えなくなってしまった。


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January 21, 2012

今になるともはや大声で言えないこと

・小さい頃,外で遊んだり本を読んだりすることが好きだったので,実はガンダムもキン肉マンもドラゴンボールもキャプテン翼も見ていません。
・小学校のころ,2年生までは就寝時間8時,その後は9時就寝だったので,Gメン75や毎度おさわがせしますや欽ドン!など9時以降の番組をほとんど見ていません。
・ファミコンなどのゲーム機を一切持たなかったので,ゼビウスもスーパーマリオもドラクエもやったことがありません。
・母親が食べ物の添加物などに注意深い人だったので,小学校時代コカ・コーラを飲んだことが1度しかありません。

 1970年代前半に生まれておきながら,同時代の流行その他は知っていてもリアルに体験したことがあまりない。そんな訳で,私がこの手の話にきちんと相槌をうっていても,実は耳年増的な相槌です。まず困ることはないけど,内心ちょっとだけ負い目と悔恨を残している。

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January 20, 2012

大学受験の記憶 〜日差しのある冬の昼下がり〜

 今年の金沢は比較的日差しのある冬である。センター試験が終わり,やや落ち着いて仕事が出来る昼下がり。今日は自宅で仕事中。久々にショスタコーヴィチの第7番「レニングラード」などを聴きながら机の前である。
 高校3年の今頃。センター試験が終わり,しばらくして自由登校となる。センターは散々だったが,残る2次は国語(含む小論文)と社会,そして英語。苦手なのは英語のみ。数学をやらなくてよくなったと思うとうんと気分がラクになった。ラクになった勢いで日がな問題を解き続けたのがこの時期。毎日8〜10時間くらい問題を解いたり単語や構文を暗記し続けていたのではなかろうか。今思えばハードでもあり,逆に他に何もないのんびりした1ヶ月ちょっとだったように思う。
 手元にあった2万ちょっとのお年玉がCDに消えた。新品と中古を足して10枚くらい買ったであろうか。その中にあったのがこのレニングラードやミュンフン/バスティーユ・オペラのトゥーランガリラ交響曲。あとドラティ/デトロイトのヒンデミットだったろうか。とにかく受験の記憶は20世紀のオーケストラの記憶である。
 あの頃何を考えていたのか。大学にともかく入ること,心理学を志していたけれど音楽がやりたいとばかり思っていたこと。きっと音楽では食えないから高校の先生になって音楽部の顧問がやりたかったこと。今になるとそんな事しか覚えていないな。そして今,ようやく大学で音楽部の顧問になった。いつまで続くかも分からないが,20年来の願いがひとつ叶ったなあと思う。
 暖かい午後の日差しの中で,ひとりだらだらと仕事をし,好きなことで心一杯になる。やりたいと思いながらついに20代からの20年はそうならなかったなあ。まあ人間そういうもんだ。これからもまあそういう日は何日もあるまい。だからこそ貴重な自宅研究日の本日である。

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January 10, 2012

火曜日に花を買って(12/01/10)

Blog255
 昨日が休みだったので今日花屋へ,名前を聞いたのだけれどまた忘れる。ブローディア(トリテレイア)によく似ているのだが,青ではなく赤紫。花屋さんが「〜コリーナ」と言っていたのだが,はてその前が一体何だったか。忘れた前半部はよく知っているような単語と同じだったというメタ記憶だけが残っている。
 ズブロッカのような香り,茎もよく似ているなあと。花の寿命も長いらしく,来週まではゆっくり楽しめるかと。それにしても何だったけなあ。


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January 09, 2012

滑る連休

Blog253
 南国の九州に生まれ育った私が密かに自信を持って伝えられる趣味。毎日通うスポーツジムも,その原動力のかなりの部分はこの2ヶ月ちょっとのため(あとはダイエット)。今年も体力と筋力を保ち,この季節がやってきた。キャリアにスキーを載せたら自宅から車で40分。いつものゲレンデでナイタートレーニング。金曜日と日曜日の夜,矢継ぎ早に滑った。
 写真は5時過ぎ,わずかに夕映えの残るゲレンデ。北陸のゲレンデは人工雪などで管理されていないので,雪が降れば柔らかく,天気が良ければガリガリである。それでも天気の良い日は珍しいので,1月2月にこういう写真はなかなかお目にかかることが少ない。間にコーヒーブレイクを入れて3時間半ほど。同行者もいないので滑ってはリフト,滑ってはリフトのストイックな感じである。そんな訳で,昼にはビールを一杯なんていうスキーをやったことがない(車だし)。

Blog254
 こちらは上部からの眺め。福光から高岡・砺波方面の景色が美しい。これは7時過ぎ頃の撮影だが,見ての通り目の前には誰も滑っていない。近年スキー場はいつも空いている。夜でも多くは子供連れや30代すぎの人が多い。20代で溢れていた10年前から比べると隔世の感。若者のクルマ離れとか,所得の減少とか色々と原因はあろう。石川では3分の1近いスキー場が閉鎖。将来が案じられる。

 スキーは年をとっても比較的続けやすいスポーツ。生涯スポーツの意味でも始めて良かったと思うが,いつまで攻め続けられるか。まずはあと10年,50まではさらに上手くなりたいなあと願っている。


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January 04, 2012

お「節」約ご飯

Blog252
 数年ぶりに金沢で越した2012年。正月気分は大事なので,ささやかながら正月料理は用意した。黒豆に田作り,伊達巻。どれもスーパーに行けば小分けで買える。テーブルの上に広げてちまちま食べながら,だらだら呑むのも正月の風情というものである。
 実家に帰れば長くても3が日で終わるお節。当然今年は3が日で終わるべくもない。今日からだらだらとお節の残りをおかずにして夕飯である。それなりに旨いものが少しずつ食べられ,しかも当分は新たな食費がかからない。考えてみれば経済的と言えなくもない。何と言っても家に帰って10分そこそこで食卓が成立するのがありがたい。
 冷蔵庫を見れば明日で終わるというものでもない。これもまた久しぶりに正月らしい正月である。

 ちなみにおせちの一番高い買い物はいくら。近江町で安いものを探していたら(100グラム1000円が相場。それより安ければラッキー),200グラム1700円のものが。「お兄ちゃん。2つで3000円でいいよ」。ついやってしまいました。当分いくらでニコニコできる。


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January 01, 2012

2012年の年頭に

・明けましておめでとうございます。1972年から40年。ついに不惑の40の歳になります。さすがに人生の半分まで折り返した感があります。
 ここ数年,折り返しを過ぎたら人生「持ち出し」で生きたいと考えています。時間も知恵も,ちょっとのお金も。人に提供できるぶんだけは持ち出しで。そんな人生後半だといいなあと思っています。

・そしてそろそろ,好きに生きたいなあとも思います。

・朝からおせちと一緒に酒(手取川 吉田蔵 純米酒)をやっております。テレビ見ながら1時間に1合のペースで飲んでいると,酔いもしないことが分かりました。そういえば,20代の頃,そういうことが幾度かあったことを思い出しました。最近弱くなったなあと思っていましたが,どうもペースが速くなってきたのかもしれません。
 そして,1升空いてしまったことをここに告白します。もう1升買っておいて良かったと思います。夜はシャンパンに切り替えることにしました。

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December 21, 2011

冬三昧にはまだ遠い

・週末に寒波と低気圧が襲うらしく,北陸は吹雪の予報。そろそろスキーの季節になってきた。来るべきシーズンインに景気をつけるべく,車のCDも広瀬香美などを入れておく。久しぶりにドリカムの“MAGIC”も。この中にはウィンターレジャーを心待ちにする「冬三昧にはまだ遠い」が入っていたりする。なんだか90年代に時計の針を戻したが,気分くらいは快活にいきたいなと。
 この頃の吉田美和の歌詞はやっぱり元気だな。現在や未来に楽しみと期待がまだたくさん込められている。

・昨日のコンサートまでピアノを弾いてくれた学生。他の部活を休んでまで来てくれた時の労にと,久しぶりに笠舞の「レ・スール」で菓子を買う。ここはいつもバターの香りが絶えない店で,甘いものはしっかりと甘く,濃厚な香りの菓子を作る。せっかくなので自分用にも一個。何年ぶりかにケーキ付きのティータイムを研究室で。ソーサーはノリタケ,マグはナルミ。
 以前住んでいたところの近所の店。そのまま昔の通勤路で大学へ。Aコープから笠舞の地蔵尊を抜け,亀坂(がめざか)登って石引の下馬地蔵。家並みに変わりもなく,懐かしい気持ちになった。

Blog251


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December 20, 2011

(火曜だけど)月曜日は花を買って

Blog250
 買ったのは昨日。でもデジカメを忘れたので今日のアップロード。クリスマスらしいものをと言ってみたらこれを勧められた。大体昨日買ったので,惜しいことに名前を忘れてしまった。何かイリジウムみたいな6文字の名前だったのだけれど...何だっけな。

(追記)
 エリンジウムという花だと,敬愛するI先輩よりご教示いただく。なぜクリスマスの花かというと,葉が柊に似ているかららしい。


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December 18, 2011

毎日ピアノの前

 この10日ほど,ヒマさえあればピアノを弾いている。明後日が顧問である合唱部のクリスマスミニコンサート。そこで1曲だけ「ピアニストがいない」のである。リズミカルな曲なので指揮者はいなくてもなんとかなる。そこでまあピアニストを買ってでた。
 しかし,私はピアノが決して上手くはない。いや,何年も弾いてきたし,ジャズならそれなりに覚えがないわけではないのだが,合唱の伴奏となると好き勝手にはいかないのである。ましてやここのところ数年ほとんど弾いていなかったので,決して難しくはない曲だが練習が大変大変。もうひとついえば,中学や高校,大学の時と違って,毎日練習できるとは限らないのである。

 それでも期限はやってくる。したがって練習時間は長くなる。昨日が2時間,今日は2時間半。たった1曲にこれだけ時間をかけたことがあるだろうか(いやない)。お陰で今日は大体浚(さら)ったところまで。これで明日おさらいすれば何とか本番にはなんとかなるだろう。

 弾きます曲は「天使にラブソングを」の"Hail holy queen"。考えてみればポップスを楽譜通りに弾くということをしたのは高校以来ではなかろうか。きちんと弾ければあとはノリノリで臨むのみ。

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December 13, 2011

トレー上のコペルニクス的転回

Blog248
 「ご飯が左,味噌汁が右」という習慣は,家庭でも学校給食でも揺るがしがたい不動のルールと考えて差し支えなかろう。そして私もまた,39年間にわたりそのルールを墨守してきた一人である。
 しかし,である。この汁物が右にあるという鉄の掟,不調法な私はしばしばジャケットの右袖の端を汁物に触れさせてしまい,悲しいことになるのである。さらに申し訳ないことには,学生や友人など大変気の利く人々に幾度となく気を遣わせ,注意されたり袖を引っ張られたりするのである。私の注意の先は大抵箸の先である。右袖は眼中に無いのである。

 しかし,長きにわたり立て続くとさすがに問題視せざるを得ない。規則だ伝統だ小笠原流だといろいろあるのかもしれないが,思い切って汁物を左手にするという結論に達した。

Blog249

 とりあえず採用(12月)から10日ほど,現在のところ順調に食生活は続いており,当然袖を濡らすという問題も回避されている。ご飯を左手に持つ時,左袖が濡れるかもしれないという懸念はあるのだが,これも今のところは何とかなっているようである。


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December 09, 2011

初雪や

Blog247
・今朝少しだけ降る。ようやく医王山が白くなって,冬本番の様相。でも厚い雲の間にぽっかりと晴れ間がのぞくのも北陸らしさ。今日は全国的に月蝕が見られるらしいが,こちらではそれも叶わなかろう。

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December 08, 2011

キエフ国立フィルハーモニー交響楽団 オールチャイコフスキープログラム

2011.12.07 石川県立音楽堂
指揮 ニコライ・ジャジューラ ヴァイオリン 川畠成道
演目 「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ
   ヴァイオリン協奏曲1番 (アンコール付き)
   交響曲第6番「悲愴」 
   アンコール「くるみ割り人形」より花のワルツ

 チャイコンに悲愴,聞いたそばから楽しそうなプログラム。1995年の創立で馴染みのないオケがどういう演奏をするのか興味もあって行ってみた。ソ連崩壊前後,レニングラードなどいくつものオケが往年の輝きを失い,ロシアにはちょっと遠ざかっていたところ。さて,どうなるか。
 
 最初のポロネーズから瑞々しい弦の響きに驚かされる。名門オケのような精度ではなく,豊かに鳴らされる自由な美しさ。指揮のジャジューラもかなり豊かに楽想を伝える。最初の懸念は消え,楽しみに次を待つことができる。
 協奏曲は近年ファンも多いと聞く川畠成道とのカップリング。初めて聴いたが,実にポルタメントの多い演奏である。ところどころ力みが見られる部分もあったが,個性的で意欲的なヴァイオリンである。全体的に大胆な解釈・表現が印象的で,キエフ国立フィルのもつ個性と両輪のように渡り合っている感じがした。ここでもオケの弦の美しさが際立っていた。

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December 05, 2011

js-STARの奇跡!

 ウェブ上でタダで統計解析ができるソフトウェアの金字塔“Javascript-STAR”が12月から“js-STAR”として新装されている!研究を始めて15年以上,ついにSTARに願い続けていた機能が...

 ANOVAの多重比較にHSDやBonferroniがついている!!!!!!!!!!

 もう感涙。もうSPSSなんかいらん!エスクメラメーションマークいくつ付けても構わん!おまけにχ2乗検定も4次元までできるではないか!!!!!最尤法の因子分析までサポート予定というではないか!タダで何でもできる「貧者の核弾頭」Rも確かに素晴らしいが,初心者にも視覚的かつ直感的に扱いやすいSTARはやはり「初心者のカラシニコフ(扱いやすいことで有名な銃)」である。本業の合間に熱心に取り組んで下さったNappaさんこと中野さん,そしてSTARの生みの親である田中先生に心から感謝(何度か「HSDだけでもつけて下さい」とお願いしていた)。バグフィックスなどを経て息の長いサイトになることを願っている。

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月曜日は花を買って(12月も黄色)

Blog246
・オンシジウムで品種はハニードロップという黄色が鮮やかな花を。菊があまりにも花もちしたのと,出張その他でその後が続かなかったので,考えてみれば11月は花を買っていない。クリスマスカラーで緋色のバラをとも思ったが,まあバラは直前でもいいかと。
・土日は教員作品展のお手伝いや発達障害関連の会に出席で,結局休まず。ジムにも行けず。さすがに週末を潰すと疲れがとれないことを「じわっと」感じる。先週以来身体の感度が高くなっているのでなおさらにも感じられる。いつでも力を抜くわけにもいかず,アップする時にはそれなりにアップが必要だなあと。
・週末の収穫,“Art Brut(アール・ブリュット)”。生(なま・き)の芸術と訳し,英語ではアウトサイダー・アートとも呼ばれる,正規の美術教育を受けていない人たちから出現した芸術活動。狭義では精神障害や発達障害を持つ個人の作った作品のことを指す。全く知らなかったのだが,スイスのベルンには精神病院附属の立派な美術館もあるそうで,一度行ってみたいなあと思ったりした次第。
 英語より,フランス語の方が気が利いているなあと思ったり,でも意味としては英語が直截的なと思ったり。ただしBrutは「辛口」の意味もある。障害者の芸術とくくると,それは区別でもあり差別の根っこでもあり。自然様々な意味で辛口の事実を引き出しかねない。Art Brutの作品群からBrutの文字が消えても違和感がなくなることも考えねばならないと。


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December 01, 2011

出張終わる 〜「まど☆マギ」心性の青年〜

Blog244
・たまたま暖かい気候に恵まれた東京出張。街はクリスマスムードなのだが,ともすれば汗ばむようである。ここは南半球か?とツッコみたくなるくらい。

・研修最終日,最近の「若者文化」を考える小講演。初めて「まどか☆マギカ」を見る。すごく手の込んだアニメだなあという印象と,セリフが難しいのだが,よくよく考えると難しめの単語を組み合わせただけでそれなりに作りが緩い(論文なんかに比べるとね)なあなどと思う。若者が背伸びした感じの世界なんだなあと。少なくとも私にはまだ真剣に見ることができるコンテンツではある。
 それからあれこれと考えながら,「まど☆マギ」に象徴されるのは,巨大すぎる全能感と,対立する恐ろしいほどの無力感。個人ベースで考えれば理想自己と現実自己の振れ幅がものすごく大きくて混乱するアイデンティティという感じか。講演者の説明にある「セカイ系」とか「中2病」といった言葉が,この振れ幅の大きな理想と現実に生きる若い人の心性にあるのかなあと思ったりする。
 ネット上に住んでいると,この振れ幅を増幅する情報をイヤというほど見ることができる。単調でちょっとだけ退屈で,でもそれなりに安全な現実社会のリアリティにどうやって人を留めておくか,そういうことが気になったのである。

・よく食べ,よく話し,よく体を動かす。身体はちょっと軽くなり,体重はちょっと重くなり,財布はかなり軽くなった。自分へのおみやげは,いつものハセガワで買った酒2本と,十数年ぶりに新調したタクト。いろいろ考えることが出来たので,しばらくの間更新が進むかもしれない。

Blog245


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November 29, 2011

出張2日目 ストレスマネジメントを学ぶ

・今年も研修の機会に恵まれた。東京はとても暖かい天気。あちこちにクリスマスの準備がされているが、あまりそういう気分にすらならないほど。
・今年は「ストレスマネジメント」を学ぶ研修なのだが、内容は動作法といわれる弛緩技法中心。あまり取り組んだことのない技法だが、
デモンストレーションをうけるとなかなか効果が実感できる。身体の緊張を解くので、肩こりもなどにも有効で(まあストレスなどの緊張による結果が肩こりなわけだ)、多くの人が「肩が楽になった」と感激。
肩こりに悩まされる私はというと、やりながら次第に肩の痛みや重さを感じられるようになった。おそらく普段は痛みもわからないほどになっている、体の不調を脳が感じないほど心身が離れているのが、弛緩技法の導入でようやく意識できるようになったのではないかと推測。物理的に解すのではなく、もう少し違う角度から解さないとなあと実感。
・夕飯にマッドクラブというカニのチリソースを。美味かった。しかしカニの味わいをこの味付けはやや覆い隠してしまった。改めていつか試してしたいと思った。

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November 27, 2011

東京出張(初日)

・11月終わりからから12月の頭は、例によって学生相談学会の研修。この時期東京に来ることができるのはいろんな意味でありがたい。今日は天候も良く飛行機もスムーズに飛んだ。水曜までは都内も10度をほとんど割らないんだと。今年はコートなしでジャケットのみ。どうせ外なんてほとんどいないのである。
・上京すれば普段手に入りにくいものを調達。姪の誕生日プレゼントとか、レフィルとか。ここのとこiPadのおかげで活用されていないシステム手帳も、とりあえず来年のレフィルは買うことにした。さらに山野楽器で10数年ぶりにタクトを新調。手元に重心が欲しいので、かなり高いがローズウッドのグリップのものを。これだと繊細な動きにもラクなはずである。
・銀座から東京駅にかけて、あちこちで地方のフェアやイベントばかりである。震災のおかげで地方に意識がむくのか、それとも日本人ってどこに生まれようとも気質が田舎モンなのか。いずれにせよ真面目で少しずつ個性の違う少量生産のものが有難がられるのはまあ悪いことではなかろう。それにしても、ご当地ユルキャラにせよ、ケンミンショーにせよ、本当に日本人は「ローカルなナショナリスト」だとかんしんする。

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November 24, 2011

iPadのソフトを揃える

 iPadを買って半年,OSがLionになって3月,そしてiCloudもサポートされた。より一層のシームレスなデジタル生活(言ってて気色悪いが,IT生活よりマシか)にしてみようと思い,iWorksと7Notesを入れてみた。7Notes
いわゆる手書きでノートをとるソフトだが,これがすごい。本当にスムーズに入力できるし,そのまま変換する変換効率も非常に高い。乱雑に書いた字が正しく認識されるのは本当に驚かされる。ペンで紙にメモをするのと基本的には何ら変わるところはない。来週からの出張(研修)でそれなりに威力を発揮するのではないかと密かに期待。
 そしてiWorks。クラウドを介してファイルの共有ができるようになった。パワーポイントのファイルもほとんどそのまま利用することができるので,ちょっとしたプレゼンならパソコンを持参する必要はないだろう。
 「ユビキタス社会」という言葉がしばらく前に流行ったが,iPadやスマートフォンで,やっとその端っこくらいは囓れるようになったかなという感じ。アラフォー,まだもう少しはデジタル社会のなかで右往左往せずに生きて行けるかなという感じ。いや,こうやっていること自体が右往左往なのかもしれないが。
 

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November 22, 2011

初冬が来たようだ

Blog243
 いつもの定点観測カメラ(単に研究室から撮影しただけ)の医王山に,うっすら冠雪がみえる。昨日の寒さに加えて雨。山の上が雪になるのはもはや必定という空模様である。今日は辛うじて晴れ(北陸では冬のこういう天気は「晴れ」なのです),洗濯物も今日からファンヒータの入っている部屋で部屋干しになる。上手くすれば年内にスキーにいけるかもしれないぞ。脂の乗ったブリもそろそろ口にしたいなあと思ったりする師走直前である。天気が悪かろうと,寒かろうと,北陸の風情と食を満喫するならやはり冬に限ると,県外の人々には強く推奨するこれからの季節である。

 


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November 18, 2011

古き良き食堂 〜会館グリル〜

 たまには外でお昼を食べたい。実際には結構な頻度で食べてはいるのだが,週に1回くらいそういう気持ちになる。ここのところ私の周囲で密かなブームになりつつあったところへ思い立って行ってみた。金沢の商工会議所の地下にある「会館グリル尾山」である。古めかしい建物の地下へ行くと,これまた昭和の香り漂うオレンジ色のガラス扉。開くと木の机と椅子。日本ではもう絶滅したかと思われるような古めかしい「食堂」である。一人なのに大きなテーブルに通されようとした時,目の前に知り合いのFさん。これ幸いに昼食をご一緒することになった。オーダーはやはりカツ丼である。
Blog242
 金沢では比較的見られる「卵とじ後乗せ方式」のカツ丼。古式ゆかしくカツも中庸,ダシも中庸。ご飯の盛りも微かに軽め。最近の時流から比べれば相当あっさりした味に感じられる。一緒したFさんの,上に目玉焼きの乗ったカレーも,何というか古色ゆかしく良い香りであった。ぜひ今度はこちらにしたいと。
 残念なことにここも会館新築に伴い営業を終了するらしい。「昭和は遠くなりにけり」なのである。


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November 17, 2011

晩秋とカシオペアと思春期

Blog241
 今年の紅葉は何となく色が悪いような気がする。いずれにせよ冬近い金沢である。秋晴れも今年は今日を含めてあと3日あるだろうかという感じ。もう明日からずっと「曇り時々雨」の予報である。

 日も短くなって午後の光が物悲しげになってきた。こういう時,iTunesから流れ続けるCasiopeaの曲がどれでもピタリとハマる。ハマる理由は簡単で,中学1年生の秋,初めてラジカセを手に入れたからだ。手に入れて以来,秋の間ずっと小遣いが入ればカシオペアをレンタルしてカセットにダビングし続けていた。
 思春期に入って急速に自我と世界とのやり取りも増えた頃。夕暮れ時にカシオペアを聴きながらあれこれ未来を夢想し続けた記憶の風景が,今も蘇ってしまう。その頃多分私は,子どもではなくなったんだろう。中学時代,自分の頭を占めていたのは,音楽と自己顕示とセックス(への憧れ)。なりたいものはミュージシャンか弁護士。多分いつだってステージの真ん中に立ちたかったのだろう。今思えば,本当に真っ当でありきたりの思春期を送っていたなあと微笑ましい。

 それから裕に25年はたつ。今みたいになるとは思ってなかったし,こんなに世界が進歩するとも思っていなかったのかもしれない。近視と弱視と老眼で,もうその時のようにくっきりと世界も見えなくなってきたけれど,幸い耳はさほど衰えていないので,音楽と一緒に思いを馳せる晩秋である。
 


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October 30, 2011

親子丼を食べてみる

 常々カツ丼に関してはあれこれ話題にしているが,親子丼は専門外というかそれほどでもないというか,要はこれまであまり食指が動かない。それがつい最近,近所の親子丼の写真を見て非常に美味そうだと思う。どこにそんな所があるかというと,鰻屋なのである。金沢は専門店が殊の外少ないのだが,その中では有名な武蔵の「浜松」,この親子丼が美味そうだったのである。浜松ねえ,親子丼なんてあったっけねえ,そりゃあノーマークだなあと思いながら,本日思いの外早く時は来た。
 昼ちょっと前の店,それほど混んでもいないが,それなりに人が鰻を食している。中にはビールを傾ける人もいて,日曜らしい風景だ。よく見ると,鰻ではないものを食べている人もいて,それが親子丼らしい。つまりはそうマイナーな選択でもないらしい。オバちゃんに「親子丼」と頼むと,穏やかな声で「ハイ」と返ってきた。鰻を食べなくても親切にしてくれるらしい。専門店の妙なプライドなど微塵も感じられない優しい店だ。かくして親子はやってきた。
Blog240
 溶き卵は強く溶かれているので火にかき回されてフワフワに,そして一つ卵がそのままポンと。これがカツ丼だと,フワフワになっていたり火が通り過ぎていたりするのは必ずしも好まれるとは限らないが,親子丼だとご本尊の鶏があまり見えない分,これでも温かく感じられて良い。口に入れるとふわーっとした出汁の香り,鰻屋らしい鰹の強い出汁が吸い物には使われているが,こちらはそれに増して鶏の拡がりのある風味が加わる。ふわー,が拡散しすぎないように三つ葉の香りが良いアクセントになっている。味付けは最初物足りなく感じられるくらいあっさりだが,後でそれが品の良い味付けと感じられるようになる。
 生の卵を割って,出汁と卵とじで渾然となったご飯の中にさらに割り込ませる。こうなるともう「だくだく」ですな。御飯の量も心持ち少ないのであっという間にさらりとお腹へ。カツのようにがっちりしていないから穏やかなものである。
 温和,潤い,つつましやか,上品。何というか,人の良心を改めて湧き立たせるようなそういう味。これから商談に赴くぞ!といった時より(それはカツ丼に任せて欲しい),午後も無事に書類仕事を誤りなく進めたい時に向く穏健な味。何という優しさ,何という気品。そう,やはり「親子」の暖かさの味なのですな。親子丼は。


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October 26, 2011

小曽根真 No Name Horses 2011

 2006年,金沢のジャズファンに衝撃を与えたライブから5年。あのNo Name Horsesが再び登場した。この5年の間で3枚のアルバムをリリースし,その確かなアンサンブル,個人の技量の高さ,そして新しいJAZZへの試みで更なる進化をしているであろうNo Name Horsesを,自分の耳と目で確かめるべく。本多の森ホールへ。さすがに大きなホールで観客の入りは渋い。

 前半はこれまでのナンバーから。オープニングは最新のアルバムからDon't Git Sassyなど2曲。初めからノリノリ! 続いて第3作“Jungle”から“Cave Work”などを,非常にシンプルな進行だがそれぞれのソロとアンサンブルが目くるめく変わる。クラシックのように細かいスコアを達者なそれぞれのメンバーが正確に支えている。
 そして来ました,第1作から中山英二郎の“T for 2”。中山&片岡のトロンボーン対抗戦。骨太な音で天才的なフレーズを繰り出す中山,メロウな音で難度の高い極彩色のフレーズを吹ききる片岡,もう一度これが聴けるなんて。こちとらこの5年の間,何百回と繰り返し聴いた曲。二人のタイミングもアーティキュレーションも体に染み付いております。一気に最高潮まで引き上げられる。
 サックスの岡崎をフィーチャーしたカルテット“Someone watch over me”で一呼吸おいたら(それはとても美しいプレイでした),コンサートCMでも流れた“No Siesta”。ここまでリズム隊の中村&高橋が良いプレイを聞かせる。Bassの中村は5年経って心なしか音がとても美しくなった印象が。前回「厚手」と表現した高橋のDrumも健在。いや,本当に横に流れない縦線のきっちりしたドラミングを繰り出す。ところどころで出る4で割り切れない連符が独特のゆらぎを作り出し,縦だけではない奥行きが感じられる。

 

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October 20, 2011

秋晴れ,美味まではあと一歩

Blog239
 気温の面からいえば金沢の春と秋は比較的長い。とはいえ秋の晴れ間がどのくらい堪能できるか,という点においてはそうそう多くもない。今日はその意味で貴重な秋晴れの一日。窓を開け放って仕事に勤しむ。サツマイモ(五郎島金時)や多種多様のキノコ類(石川では「こけ」と総称)が楽しめる良い時期でもある。反対に,魚介類は端境期で,煮付けなどに良い鰈などは底引き網で沢山出まわるが,カニや鰤などはまだまだだし,「美味しい魚が食べたい」と秋の金沢に旅行を計画するのは必ずしもオススメできない。天気が悪くとも,魚なら冬だ。あともう少し,楽しみでもある。

 日曜日は家の前の武蔵ヶ辻で「むさし山海まつり」。転勤族の方などと昼間から焼牡蠣に日本酒と呑んだくれる。ターキーだか鶏だかを売っていた露天には鶏の人形がぶら下げてあったが,どうもHang Up!の感じで可哀想である。

Blog240


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October 18, 2011

サンバ対決 石川vs熊本

 熊本を故郷とするものとして,常々「サンバおてもやん」は欠かすことのできない熊本県民認識のメルクマールであると考えている。で,これまでも再三にわたって全国への紹介をしてきた(いや,マジです。サンバおてもやんで検索するとむっちゃ上位でヒットします)。


 これが40年近く前から県民に踊り継がれているのだから先進的でしょ(どこが)。
 そして,最近になってこれの踊り方もネット上できちんと学べるようになっている。正調民謡「おてもやん」も一緒に学べるのでどうぞ。


 
 しかしながら,現在居を構える石川県でも,空前絶後のヒットを飛ばすサンバがある。石川テレビのキャラクター「石川さん」が踊る,「石川サンバ」である。


 「あっらがんこな髪型やじ〜(あらまたすごい髪型じゃない!)」と,それなりに現代的な方言がよくわかる。「けなるいじ〜(羨ましい)」は関西一円の方言に石川方言語尾がついたものと言うか...
 でもあんまりサンバっぽくはない。やはりサンバは南国の方がフィットしているのだろうか,うん。熊本と石川ではラテン系とゲルマン系ぐらい違うもんね。

 ちなみに,おてもやん関係を歌わせれば,熊本を代表する歌手水前寺清子をおいて他にいません。八代亜紀も石川さゆりも島津亜矢もいるけど,やっぱりチーター!森高でも茂森でもない。何が何でもチータ。と思ったら,こんな事もしているのか。なるほど,Hip-Hopでも全く問題ないようで。


 どうも石川のプロモーションをしようと思ったが,熊本に肩入れ気味になってしまった。面白かケン,みんな見てハイヨ(面白いので,皆さん見てくださいね)。

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October 17, 2011

月曜日は花を買って&今日の中ドジ&ふりかけ

Blog238
・10月も半ば,菊を見ると秋だなあと感じる季節。今日の花はポンポン咲き。丸くて非常に可愛らしい。レモン色にやや近い鮮烈な黄色も,曇天がちになった北陸の空には良いアクセントになる。

・朝,いつもどおりの支度。髭剃りの準備もし,何故かそのまま家を出てしまった。髭剃りを忘れたことに気づいたのは車の中,顎に手を当てて「しまった」と気づく。致し方なく用を済ませ大学へ。今度は講義ノートを忘れたことに気づく。仕方なく今度は家に引き返し,ついでに申し訳ばかり髭も剃った。ドジのダブルパンチを被ったお陰で,双方のドジにとりあえずケリがつく。まあ良しとする。

・学食で昼食。今日はご飯持参ではないので,学食でおにぎりを調達...と思ったらおにぎりがない,学生が立て込む時間でもない早い時間にである。よく見ると大学見学の高校生が沢山学食にいる。これは売り切れるはずだ。これも致し方なくライス(小)に。せっかくなので丸美屋のふりかけ(かつお風味)も一袋。食べながら裏面をじっくり。

(原材料名)胡麻,鰹削り節,大豆加工品,砂糖,食塩,乳糖,醤油,小麦粉,エキス(鰹,オニオン,酵母,チキン,魚介),鶏卵,なたね,海苔,鰹節粉,あおさ,発酵調味料,パーム油,マーガリン,大豆油,こしあん,抹茶,海藻カルシウム,脱脂粉乳,鶏肉,澱粉,鶏脂,卵黄油,調味料,着色料,甘味料,香料,酸化防止剤

 物凄いものである。たかだか2.5gのふりかけにこれほど。それもこしあんや卵黄油まで。こしあんがどこに必要というのだろう?かつお風味なのにオニオンやチキンのエキスが!ゴハンの上にちょっと仕事をする程度のふりかけに,これほどの仕事が施されているなんて。改めて驚きを隠せないのである。なんてことだ,丸美屋。
 ちなみに,こちらの丸美屋は丸美屋食品工業。実は熊本には「お城納豆」でローカルに有名な丸美屋(株)がある。全く違う会社であることを,熊本の人の多くは知らないし,もちろん国民の多くは知る由もない。納豆フリークには「にゃっとう」で少しは知られているかもしれない。そんなこんなで,ふりかけ付きの昼ごはん,平凡な昼下がり。


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October 14, 2011

iCluudがやってきた。

・ともかく昨日から機能を使っている。スケジュールやファイルなどがデスクトップ上だけでやり取りされているのは非常に便利。
・自分でCDから起こした音楽ファイルはiCloud上ではやり取りできない。著作権の関係上まあ致し方のないことだろう。これについては手元にある3台目のマシン(つまり,iPadと母艦以外)のミュージックフォルダに移しておけばまあ問題ない。
・スケジュールだが,最初はgmailと動機していたものまで別のものとして取り込んで大変苦労した。今になってようやく古いスケジュールの重複を取り除く。見た目だけの問題だから放っておいてもいいのだが,これは感覚の問題。その感覚のために随分時間のロスをした。
・ピクチャの共有を敢行すると(ファイルが重いので)とても時間がかかることがわかる。仕事に速さを求める御仁は一旦考えてからやるのが良かろう。

 いずれにせよ,「おお!こんなことが」と思えるだけで「コレは良い」と思えるものである。そして1週間後には,どうでもいいやと思うくらいになるだろう。それ自体が「意識しないほど生活の中に溶け込んだこと」の証左にしかならないとしても。これだからMacは恐ろしいのだ。

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