シグマ
教育心理学の授業が終わったところ。教育評価をやっていて,例によって例のごとく,標準偏差を出すための式を書いた。これで分かる学生は(どんな大学でも)多くはないので,「シグマってのは,高校でやったかもしれないけど,(ここでは)全部足して」くらいの意味ですからね」なんてやるのだが,今年になって,相当数の学生が,数学1,Aしかやっておらず,シグマ記号自体を見たことがない事が分かる。今年の1年生って新課程の第1期くらいだったかな?詳しい人,教えて下さい。
こうなると,Σ記号を使わず,数式化するような記述の必要があるか【(Xi−X)...を繰り返す,のように】とも思われる。ちなみに,世の心理学科にも,本学と同じくらいの学力(いや,本学の学生は結構学力は高いから,それ以下)の学生が多い可能性もあるなあと思うが,そういうところの心理統計の演習は,どうやっているのだろう。
個人的に「数学が得意」だった方ではないので,できる限り四則演算(平方根はいかんともしがたいが)で分かる統計を目指す向きもある。それでも,統計のセンスや考え方だけは伝えたいと思うが,数学自体にアレルギーを感じる学生は,数字を見ただけで思考停止に陥っているような学生も多い。こういう学生も含めて,途中でエボケーにならないテキストは,作れるのだろうか。
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Comments
ご無沙汰です☆
今の高3が新課程1年目です。
だから,今年度の新入生までは,数学Aで数列を習っている学生もいて良いと思うのですが。
来年度の新入生からは,Σ記号は「数学B」で出るので,それなりの進学校出身者でない限り,知らない記号でしょうね。
では。
Posted by: 某数学教師(K高BrassOB) | January 14, 2006 01:20 PM
S先輩ですね。お久しぶりです。
なるほど,今年はまだ何とかなるのですか。教育心理学で標準偏差や,そこから導き出す偏差値など,教員には基本的なスキルだと思うのですが,なかなか伝えづらくなりそうです。実際,Σを知っていても,等比数列や等差数列の問題として知っているだけで,「和」という意味をしっかり理解している学生は,「それなりの進学校出身者」でも危なっかしいときがあります。
Posted by: にかた | January 14, 2006 07:44 PM