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March 28, 2006

ディズニーリゾート体験記

人生33年目にしてはじめて行ってみた,「大衆娯楽の殿堂」。一族郎党十数名,いや入場料だけでいくら払っているというのか。
・ともかく価格は高い,ポップコーンが1,200円とはどういう訳だ!
・もちろん顧客サービスは良い。甥がポップコーンをぶちまけてしまっても,カラスよりも速く掃除してくれるし,スープをこぼせばすぐ「代わり」を持ってきてくれる(掃除の人が!それも追加料金なし)。この辺りはこの空間ならではというところだろう。
・実は私,ジェットコースターなるものも20年以上体験していなかった(それも動物園のしょぼいもの程度)。今回センター・オブ・ジ・アースも,ビッグサンダー・マウンテンも,スペース・マウンテンも体験。スペース・マウンテンは真っ暗で,もう何が何だか。怖いっちゃ怖いけど,こう事情が分からないと「多分これで死んだ人はいないんだろう」位に落ち着かざるを得ない。ビッグサンダー・マウンテンは何せ乗っている時間が長いので面白い。
 怖いのはセンター・オブ・ジ・アース。真っ暗なのもそうだが,いきなり視界が開けたときに目の前に「何もない」のは生き物としての危険を感じる。あれは急降下の問題とは違うね。
 子供は大騒ぎし,女性は黄色い声を上げながら笑っており,なぜか男性はみんな笑っていなかった。むしろ憔悴していたというか。あれもどういう訳だろうね。

・そんなこんなで,とにかく並ばされる。したがって同行者と話をせねば時間がもたない。社会心理学の知見を基に考えると,もしパートナーと一緒にディズニーランドに行けば,会話が多くなくてはならない。結果的に二者間の関係はより密接になるものと思われる。もしこの会話が成立しない条件(あまり親しくない,コミュニケーションのスキルが弱いなど)があれば,反対に関係の居心地の悪さも増悪する。
 「ディズニーランドへ行くとカップルは別れる」も「カップルは深い関係になる」も,条件によってどちらも正解。
・春休み初日などで,ともかく混んでいる。ディズニーシーでは電車も30分待ち。あくまでアトラクションであり,移動手段ではないらしい。最終日は平日で,ちゃんと「移動手段」たりえたけど。
 ファストパスなるものを獲得して,大いに並んだ行列を尻目にずんずん進んでいくのは快感である。
・ショーとしてはエレクトリカルパレードやリズム・オブ・ザ・ワールドなどをみる。リズム・オブ・ザ・ワールドはイイですな。実に緻密にリズムと曲とダンスが練りこまれている。リズム好きとしてはたのしかった。
・反対に「チャチ」なものも。張りぼての羅列となったパビリオンとか,単なるキャラクターの行列とか。それではどこの遊園地でも見られそうだし,ありきたりでは引いてしまう。
・大勢が集まり,広い敷地を駆けずり回りながら何かを食している風景は,放し飼いの鶏や牛を想像させる。その「大量飼育」ぶりは,ここがやはり「大衆の殿堂」であることを如実に伝えているな。
・結論,ディズニーランドは「徹底」がキーワードだと思う。緻密な造形なり,一糸乱れぬ動きなり,予想しないほどのサービスだったり。研究と同じで,水も漏らさぬ徹底ぶりがここの魅力を支えているように思う。逆に,そうでないところを見ると,あっという間に醒めてしまう。
 誰かが行きたいというなら,もちろん再び訪れるだろう。とはいえ,自分からお出かけ先にここを選ぶことはないかもしれない。

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