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June 03, 2006

高齢化社会の「私」は

 今年の人口動態に関する統計が出た途端,少子化と高齢化のニュースが増えるのはまあ毎年恒例といったところか。少子化に何ら手を打っていない(いや,何ら手の打てない)私の話はおいて。2050年の私を考えてみよう。
 2050年には日本の高齢者は全人口の3分の1になるという。私も78歳,十分に高齢のはず。今以上に若い人が高齢者を支えるという姿ばかりが報じられるが,こうなるとむしろ高齢者自身が可能な限り「価値(富)の生産」を行う社会を考えなくてはなるまい。死ぬまで働く社会,ともいえるし,自分で食べる分くらいは自分で作る社会,ともいえる。年なのでそれほど働けるわけではないだろうが,それでも簡単な農耕とか,軽作業とか,体が動かなくなるまでやっているという「生産」を行っているのでしょう。
 実際何をしているでしょうね,港の突堤で魚を釣って市場に持っていくとかか。いや一応知的労働に従事していたのだから,それを生かした仕事か?例えば,海外製品の説明書などを日本語に訳していくとか。若い人に生産性の大きな仕事をやってもらい,年寄りはその支援的業務に従事するという社会は,ひょっとすると一生生き甲斐を提供する「悪くない社会」かもしれない。
 でも,実はそうやって若い人を甘やかして若い人の生産性が低く,死ぬまで年寄りが支える社会だったりしたらやだなあ。

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