« 大学教員の研修 | Main | 学級の社会的構造(12月号) »

October 24, 2006

全習法と分習法(11月号)

10月号(生徒指導)はさすがに今となっては問題があるので封印。

荷方の教育実践知識「全習法と分習法(11月号)」 

 よく問題になるのは、「ある領域の勉強は、一度にまとめてやるのがいいか、少しずつ分けた方がいいのか」という点です、前者の方法を全習法、後者を分習法といいます。英単語や漢字の書き取りは、一度にというわけに生きませんから後者ですが、他の場合は次のような性質に注意しましょう。

 全習法の場合、その領域を一度にまとめるわけですから、全体の関係を踏まえた体系的な学習ができるのが大きなメリットですが、場合によっては記憶できる情報量を超えたり、退屈してしまったりするデメリットを持ちます。ただし学習能力の高い子供(選抜クラスとか)には、効率的に教授することが出来る方法として、推奨される場合もあります。
 分習法は、情報を小出しにするので、ステップ・バイ・ステップの学習が可能です。スモールステップの原理から考えるとよいのですが、学習の間隔があくと、どの様な勉強をしているかのイメージがつ きにくくなり、メタ認知的な能率が下がります。いずれにしても、復習(反復リハーサルという)を行わなくては、学習効果が下がるので、復習は必ずさせましょう。
 いずれにしても、生徒に対する最適処遇交互作用が関係する、ちょっと難しい問題でした。

|

« 大学教員の研修 | Main | 学級の社会的構造(12月号) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92639/12415234

Listed below are links to weblogs that reference 全習法と分習法(11月号):

« 大学教員の研修 | Main | 学級の社会的構造(12月号) »