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October 13, 2006

適性処遇交互作用(ATI)

更にもう一つ

荷方の教育実践知識 1999.5月号

「適性処遇交互作用(ATI)(5月号)」 

  世の中にはいろいろな学習方法があって、先生が講義する方法、視聴覚教材で指導する方法。果ては友達が教えてくれるなど枚挙にいとまがありません。これまでの教育研究ではいずれの方法も効果があることが分かっていますが、学習者個人では差があることが分かっています。
 活動的で自己主張の強い能動的な学生は教師による講義の元で良く成長し、反対に受動的で自信に欠け、依存的な学生は映画やテレビなどの視聴覚教材で学習します。友達に教わる・教える方法は、能動的な子ではきわめて質の高い学習効果がありますが、受動的な子は答えを聞くだけになる可能性があります。
 このように教授法と学習者の特性に偏り(交互作用)があることをATI(Aptitude-Treatment Interaction)といいます。講師は、自分の得意とした方法を教えがちですが、生徒にとってそれがベストとは言えない場合があります。それをいち早く見抜き、最適な方法を各自に与える。あるいは万人に受けやすい方法をとる。この姿勢こそ、「個を大切にする授業」の基本であると理解してください

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