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October 17, 2006

実質陶冶と形式陶冶

荷方の教育実践知識1999.6月号
「実質陶冶と形式陶冶(6月号)」 

 一般的な学習能力、すなわち勤勉さ・内発的動機付けの高さ・学習への興味関心の高さを引き出す教育指導を形式陶冶と言い、毎日机に向かう・漢字や単語の練習をする・問題集を解くといった活動が学習成績を伸ばすものである。これに対して、実際の知識・技能の習得によって学習が高まるという見方が実質陶冶である。言い方を変えれば、数学や英語などを学ぶ行為が、あらゆる知識の吸収につながるという立場と、個々の知識は独立であり、それぞれ学習しなければならないという立場である。
 どちらが重要、ではなくこれら2つは表裏一体の関係にある。退屈な日々の学習がいかに大切かを諭す形式陶冶的指導と、生徒がいかに楽をし・かつ楽しんで学習できるような教材を作る実質陶冶的アプローチを上手に使い分けるかがポイントです。
 なお、教師のリーダーシップを優先する教師は形式的、フレンドリーな授業を優先する教師は実質的な傾向があります。どちらかに当てはまる先生は、反対のアプローチが上手に使えるようになっておいてください。片方だけでは不十分なのです。

(2006)形式陶冶を「退屈な日々の学習」と言い切るこの頃の書き方はどうかと思う。「学び方の姿勢」そのものを学ぶのが形式陶冶の核なのかなと最近では考えたりもします。

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