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November 18, 2006

小曽根真&塩谷哲duo LIVEレポート

 3月にビッグバンドを率いて度肝を抜いた小曽根真。半年たって今回は好評の塩谷哲とのデュオ・コンサート。こういう機会は外しちゃいけない,ということで11.16日,金沢市アートホールまで行って参りました。

 ピアノデュオというのは怖い。下手をすれば二人ともインプロビゼーションの世界に飛んでいって,素人はもう何がなにやら,分かるファンは頭がフル回転で音楽の楽しみはどこへやら,になりかねない。事実昨年のANA国際線で聴いたときは,??,くらいのイメージだったのです。おまけに当日は何だか眠たくて仕方がない。ヤバいか?
 一曲目,小曽根真さんが出てきてラテンの軽いタッチをはじめたと思ったら,目の前の観客席ドアから紙コップでシェイカーをつくった塩谷さん登場。上手い!良い音させてる!。よく考えると昔オルケスタ・デ・ラ・ルスのkeyでしたね。すっかり目も覚めてブルースにスローにと楽しむ。二人のMCの掛け合いも楽しい。あっという間に1時間以上経って後半へ。途中調律が長く続いておりました。あれだけ鍵盤を打楽器のように叩けばまあそうなるだろうね。それにしても,ホールのせいか,ピアノの問題か,少々金属管の高い音だった感じがしました。
 後半戦,またまたタンゴに循環(これがとても楽しかった,個人的に)にと,楽しい曲が続いて最後。何ということかモーツアルトの2台のピアノ協奏曲でした。これは衝撃。なんといってもジャズメンのモーツアルトといえば,1985年前後にTokyo Music Joyでキース・ジャレットとチック・コリアがやった伝説の(いわくつきの)演奏がある。このイメージからどう脱却するか。
 きっちりクラシックといくかと思えば,もうすっかり何でもあり。腹の底から楽しめる(笑える?)プレイを堪能。塩谷さんは芸大出身ということもあって,それはそれで丁寧にモーツアルトを引き出そうとする。小曽根さんは確実に遊んでいる。新しい名カデンツァといっても差し支えない。これを聴いただけでも来た甲斐があったというプレイでした。
 アンコールは2人でミスティをテーマのみ。良いクールダウンになる。なるほど,こうなるとアンコールをしきりにせがむこともなくなる。実は周到な作戦なのですね。ともかく,???にはならないデュオ・コンサート。割と良い収穫でした。

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