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December 11, 2007

長期的に「道路」は必要か?

 ガソリンがえらく高値である。街中でリッター7kmを割りそうな車に毎日乗りながらアレだが,もう少しガソリンが安くなってくれてもいいなあと思う。これに対して,現在の政府は道路特定財源を含むガソリン税の暫定税率を変えない方針らしい。理由として,現在も新規道路の建設需要があるためという。なるほど分かりやすい話で,ならばということになるのだが,本当にそうか?
 長期的な視点に立つと,日本の道は「整備」が必要であるが,「新規建設」にどれだけメリットがあるだろうか?
(理由)
・そもそも少子化と人口の都市への集中で,恒常的に自動車を使う「個人」が減少する可能性。
・おそらく続くであろう,石油資源の減少から,自動車→他の交通へのシフト(新幹線などの着工を含む)。
・原油資源の減少に伴う,自動車需要の減少
 ひょっとすると,30年後の日本では,かなりの確率で「道が空いている」のではと思ったのである。こうなると,長期的道路政策を見直してでも,直近の揮発油税減税は,短期的な経済的メリットを提供するのではと。

 ただし,道路特定財源を見直して,一般財源化した上で残すという事実上の「増税策」ならば話は別。それはそれでメリットもあろう(デメリットもあるだろうが)。だったらもう個人向けガソリンは「贅沢品」の扱いとしてタバコのように高い税金を課してはどうかとすら思う(もちろん車が必須の個人は別)。だったら私も素直に軽自動車か公共交通機関にするであろう。

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