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April 17, 2008

あちこちにあるのか!

母校(筑波大学)を出て随分になるが,大学の応援歌には,古くは東京高等師範から伝わる前口上というのがあって,それがなかなか良いのだと,昔花見で酔った時に体育会系の友人に聞いた。

うろ覚えで詳細がつかめないが,大体こんな口上だった。

深窓の乙女に恋するを,純情の恋と誰が言う。
陋屋の娘に恋するを,不浄の恋と誰が言う。
雨降れば雨降る日,風吹けば風吹く日。
こつこつと鳴り響くこの靴音に,
ああ,あれは筑波大(高師,文理大,教育大でもよい)の学生さんじゃあないかと心ときめかすのも客の手前。
今宵も数多の男達に汚されしこの唇をルージュに染めて
誰を待つか花街の女

酒は飲むべし百薬の長
女は抱くべし是人生無上の快楽なり

いざ歌わん,筑波大学応援歌 桐の葉

(もし,もっと正確な口上をご存じの方は,ぜひお教え下さい)

まあ何というか,女郎買いをする学生の話であり,
儚くも悲しい恋の口上という感じであろうか。
粋な科白だけれど,ジェンダーとかアフォーマティブ・アクションとかいろいろある昨今では,迂闊に使えないねえ。

で,出典はあるかと調べてみると,
あちこちに類似のものがあって,前段は関東,それも東大や旧東京教育大関連の大学で見るようだ。
後段は旧制第八高等学校などにもみられ,私が聞いたものはどうやらあちこちのものが合わさったハイブリッドらしい。

「是無上の快楽なり」の後に,次のような一節が付いたものもある。

酔うて枕す,胡蝶美人の膝枕。
一夜覚むれば,昨夜の未練悔いがなきや。
明日の我が身を誰が知る

しがない公務員風情では,なかなかこうは言えないが,
人生少しの間くらい,こういう境地で生きる時分があっても良かったねえ。

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