« 優雅な昼休み | Main | 出張帰途の本 »

March 08, 2009

関西出張

・研究会で大阪千里山まで、最近頭を使っているのは学会とこれだけではないのだろうかと不安になるほど頭を使う。
 研究テーマとして「知識」を扱っているわけだが、その知識はstaticではなく、もっとdynamicに変化しながら構成されると常々言っている。にもかかわらず実験や調査をするときは時系列や個人差などそれぞれの「事情」をあまり考慮せずやっている。いやそうしないと大変だから。
 我ながら手抜きだと思わないわけではないが、その態度にお叱りを受ける。日ごろ研究業績を出すことばかり考えて、「で、知識って一体何だ」ということを考えずにいる不誠実さだなあと思う。いやはや申し訳ない。これからはちゃんと考えることにします。

・関西は「薄味」というのが一般論である。
 昨日「なか卯」でうどんを食べたが、殊の外塩辛かった。風味自体は関西らしかったのだが、この辺りは他の地域とだんだん似てきているのかなあと思った。
 個人的には、関西の食べ物といえど、調味の結果「色が薄い」ことはよく分かるが、塩分についてはそれはそれで結構あるように思われてならない。私の育ったような一般的な九州の家庭は、もっと「塩をケチった」ように薄い所があったりもする。
 ただそれは我々が関西で「料理店・食堂」を利用するからであり、一般家庭は違うということなのかもしれないとつらつら考えたりもする。普段住んでいない地域のことをあれこれ考えるのは、やはり難しい。

|

« 優雅な昼休み | Main | 出張帰途の本 »

Comments

千里丘?千里山?

関西の味は,塩味というよりも醤油味で,なおかつダシの風味が強いかなあと思います.

Posted by: asarin | March 08, 2009 at 11:35 AM

>ararinせんせ

千里山だったようです。訂正しました。
出汁の風味が強いのは間違いない。それも関東の鰹ではなく,もっと徹底した昆布や煮干の強烈なもの。鰹の風味が強いといっても,昆布の上品さの下に下品かと思うくらいの煮干の下支えは絶品です。

ただ,醤油味というのはやはり関東の気がします。実は関東は関西以上に醤油に依存している。関西は実に色々な調味料を気づかないようにクロスさせている。それでも足りないときは,(結果的に)塩分の強い薄口醤油で解決を図ったりしている。その一筋縄ではいかないところが実に面白いと思います。

Posted by: nikata | March 08, 2009 at 05:23 PM

なるほど.私にとって塩味=東北(一度だけの経験ですが,喜多方でラーメンを食べて死にそうになりました.塩分が腎臓を直撃した,という感覚を味わったのは後にも先にもそのときだけです)というイメージがあり,それとは違うなという意味で書きました.関東で醤油というとあの黒さばかりが思い浮かび,なるべく避けています(笑

Posted by: asarin | March 08, 2009 at 06:43 PM

>asarinせんせ

御意。北関東に十年棲んで随分「リハビリ」はされました。
塩鹹味は一度量が増えると、そちらに引っ張られるのが大変問題です。

Posted by: nikata | March 09, 2009 at 12:24 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92639/44277734

Listed below are links to weblogs that reference 関西出張:

« 優雅な昼休み | Main | 出張帰途の本 »