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November 04, 2009

近代と現代,その2

 前回ちょっとだけふれた近・現代論。実は文学の話だけにしてはいけないのだった。元はといえば学生とのマンガ話が発端だったからだ。
 先日の「マンガ・アニメのお約束」の辺りで話題になるのは,どうもこれらのお約束にも時代的変遷があるわけで,小学生はもはやわれわれの知る世界でマンガを読んでいない可能性がある。ということが1つ。もう1つ,同人誌系の学生と話していると,そもそもディープな書き手,読み手の中ではもっとローカルなレベルで表現形式が「コアな形式化」しているらしいということも聞いたりする。これらが現代とするならば,おそらく70年代・80年代から続く「伝統的な」スタイルもあるようで,われわれがクラシック音楽を現代聴くように,どうやらマンガ文化も拡張と文化が既に進行しているように思われる。
 ならばきっと「近世」もあるのかと思う。現代ではもうほとんど主流から外れたようにも見える「一コマ風刺」なんかはこの類になるのでは,きっとジョルジュ・ビゴーとか近藤日出造とか。田河水泡とか清水昆ももちろん「近世」に間違いない。

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