認知的経済性=エコ?
認知的経済性という言葉がある。もとはハイダーのバランス理論とかそういうところが出所であるが,要するに人間ができるだけコストの少ない方法で,情報処理として最大の利得を得ようとすることをいう。記憶研究などでもたまに聞く言葉である。スキーマ処理とか,ヒューリスティックとか,ステレオタイプとか,およそ人間の「賢明な」振る舞いのベースにはこの認知的経済性が少なからず影響している。
この概念にわがお師様が「エコ思考」という云いえて妙な名前をつけていらっしゃる。もちろん学術的には微妙なネーミングだが(エコロジカルという単語は,心理学ではいろいろな意味を持つ),世間的には絶妙のところだなあと思う。
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