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March 11, 2010

そこまでしなきゃならんもんかい?

・その1 クロマグロ
 資源の保護が重要で何とかしなければならないらしい(どのくらい危急度が高いかは知らない),国際的にも趨勢である,日本近海・太平洋での捕獲が禁じられていない。こういう条件の下で制限がかかるというならば,日本に残された選択は「いい加減飽食は止めましょう」ということではなかろうか。食べたきゃ高い金を出して購入すればいいことなのである。

・その2 鯨・イルカ
 現在の問題として,日本人の捕獲が乱獲と無縁である,西洋文化が何といおうと日本の食の一側面である,「可愛そう」という主張は他の哺乳類の摂食文化から見てどうこう言えない。こういう条件の下で「そもそも食べてはいけない」制限がかかるというならば,意地でも守ってみてはどうだい。
 今年アカデミー賞をとった映画の可否はともかく,日本の文化が槍玉に上がるのは「ランボー・怒りのアフガン」のようなかの国の人の無思慮な見識によるものに他ならない。アフガンのときは気にならなかった日本人が,自分が対象になってはじめて気づくようなものである。もちろん,アフガン問題と鯨捕獲の問題が同一かどうかは別の話。

 要は「食べにくくなる」と「食べられない」では結果としての「質の問題」が全く異なるということ。単純に量的な問題ではない。

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Comments

クロマグロについての話がしばらく前に、フランス人の友人と話していたら出てきました。
友人によると「あれはフランスの政府がフランスには直接かかわり合いが無くてそれでいて何も知らない民衆と諸外国に環境面でよく見えるから進めている事」と言っていました。
僕にはそれが本当か嘘かわかりませんが。

また、クジラはともかく、イルカは実はアメリカでも食べられています。実は、安いツナ缶にはイルカが入っている物があるそうです(僕はしげしげと見た事が無いけど、どうやらよーく見ると書いてあるらしい)。これは硬骨魚しか食べたらいけない(らしい)ユダヤ人の人が言っていました(だからツナ缶を買う時はよく見てから買うらしい)。ただし、この事を知らないアメリカ人はたくさんいるはず(イルカの肉、とは書いてないらしく、知らないと分からないらしい)。

まあ、自分の事を棚において、と言うのは何となく信じられる話ですな、どちらの国も。

Posted by: 二郎 | March 12, 2010 at 03:59 PM

>二郎さん
 きっとそうなんでしょうね。為政というのは支持者の支持が大切なので,一番支持を得やすいのは「支持者が得をする」こと以上に,「支持者が損をしない」選択肢の提示なのかもしれません。
 それにしても,ツナ缶にイルカはちょっと驚きました。あれ,結構匂いがするように思うのですが。

Posted by: nikata | March 12, 2010 at 04:31 PM

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