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December 23, 2010

読書行動としてのマンガ再考

 昨日教え子(まあ30代前後だ)が「ときめきトゥナイト」について言及しており,私はつい当時のアニメーションについての言及をしたのだが,当然教え子はアニメーションの放映世代ではない。したがってマンガについても該当のジェネレーションではない。私たちの世代は,大抵どういうマンガを読み,アニメを見ていたかでかなり年齢を推定することができた。それはまだ,マンガ・アニメ(特にアニメ)の歴史が浅く,年代推定が容易だったからだろう。
 ひるがえって今の学生と話をすると,学生らはわれわれの世代のマンガにも比較的知識がある。おそらく彼らは漱石や鴎外を読むようにキャプテン翼やドラゴンボールを読む。マンガを読む行動が,既に活字の読書行動と同じ活動として理解して構わない状況にあるのだろうと推測される。その年月の蓄積はまあ素直に驚かされる。
 そのうち,文芸評論が既に社会活動として低調なように,マンガをあれこれ批評する活動も衰退するのではないかとすら思われる。もうそのくらい「一人の手には余る」のではなかろうかと。

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