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July 02, 2011

教育実習事後指導

 1年に1度,教育実習を終えた学生たちのおさらいをする事後指導。学生が自分達の経験を交換しあい,実習で学んだこと,得たものを改めて確認する。この日の学生は大抵において輝いており,それまでの大学生としての振る舞いとは違い,すっかり大人に,しっかり社会人の準備を身につけて現れる。成長した姿を分かりやすい形で見ることになる。教員としては恒例の「楽しい時間」である。
 今年も学生は教師として大事だと思うことを発表してくれる。生徒の手本になるよう努めることコミュニケーションを大切にすること,そのために挨拶を大事にすること。指導の目標を自ら立て,相手の立場に立って内容を緻密に組み上げること。などなど。そうそう,それが大事なことなんだよと思う。
 同時に,彼らの経験と確信は私の心にグサリと刺さる。毎日の仕事は,本当に学生の手本となっているか,きちんとコミュニケーションをとろうとしているか,授業で伝えていることは,本当に伝わっているか。自分本位になっていないか。教師稼業を20年もすれば,それがすべてパーフェクトに出来ないことも知っている。でも出来ないこととやらないことは違う。何かに理由をつけて怠っていないか,自分を甘やかしていないか。教師の名前の上にどっかと胡座をかいていないか。動揺しても笑顔が崩れないくらいの訓練はやってきたが,心が引きつるくらい重くのしかかる。
 事後指導の場は,学生にとって互いを認め合い,労い,喜び合う場となる。私にとっては,教師としての強烈な研修の場となる。重要な,ではない。強烈な,である。

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