Free for Allが演りたい
チック・コリアが好きだとか,秋吉敏子が好きだと色々言っているが,一番やったアーティストはアート・ブレイキーなのではないかと思う。とにかくカッコイイ曲が多い,初心者でもモーニンはできる,一度はチュニジアの夜やモザイクをやってみたいと思う。そう,そしてどれもやってきたのだ。ジャズ研時代,最も世話になったドラムが上手だったというのもあるけれど,それにしてもブレイキーはひと通りやった気がする。
最近になってやりたいのは"Free for all”,メッセンジャーズも後期,フレディ・ハバードにウェイン・ショーター,そしてシダー・ウォルトン。どれをとっても格好いいメンツのプレイである。
有名なのはこちらなのだが
もっとカッコイイのは80年代になってブレイキーとウイントン・マルサリスらのプレイ。私これで大きくなった。
何というか,シンプルなんだけどスリリング。3管でこういうのをやったらもう背筋ゾクーン。死ぬまでに一度弾いてみたい曲である。
アルバム"Free for all”には,B面にもう一曲スリリングな曲がある。それが"The core”
こっちの方が熱い。ブレーキのかからないブレイキー。コードワークがシンプルなので,勢いのある学生なら押し切れそうである。っていうか,大学時代なんでこの曲をやらなかったのかというくらい。ジャズはほんとうに面白い。お洒落なジャズなんてくそくらえ。いつまでも,熱くて汗をかくようなプレイのほうが楽しい。
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