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April 20, 2015

研究室のパターン・ランゲージ(1) ワークプレイス(Work Place)

 Blog373
授業でそのうち使うかもしれないと思い,簡単なパターン・ランゲージの例を作ることにした。題材として「研究室」を選び,研究室のパターン・ランゲージをしばらくの間記述する。いわば「研究室設計の手引」である。同時にブログにも同じものを掲載するので,重複することをご理解下さい。また必要に応じて加筆・修正。コメントのある方はどうぞご自由に。
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 ワークプレイスは「仕事場」という意味であり,オフィスや職場空間といった場所がこれにあたる。ワークプレイスには,働く人がいて,働くための道具・機械がそこにあって仕事を支える環境が用意されている。また,そこで働く人の仕事の仕方によってワークプレイスの環境は調整されながら変化する。
 大学の教員にとって,研究室は自分の仕事をするメインとなる仕事場である。現代の大学教員にとって,「研究室」は必ずしも研究をするためだけのワークプレイスではない。研究室は,次のような目的のために使用されている。
①研究
②学生の指導やコミュニケーション
③大学で担当する役割の事務
④大学における個人の生活の拠点
 上記の目的を達成するために,研究室にはその手段が置かれている。
①研究や大学での講義,事務のために必要な本・書類が保管・整理されている。
②デスクワークに必要な道具・機材,たとえば机やイス,コンピュータなどが置かれている。
③研究機材が設置・保管されている。
④大学での講義に必要な資料,道具,あるいは紙などの消耗品が置かれる。
⑤学生や他の教員,事務職員などが訪れた時のためのイス,テーブルなどが用意される。
④休憩時などに必要となる食器やコーヒーなどの食品,アメニティのための花瓶,家族の写真,小さな絵など。
 これらは全て,大学の教員として仕事をするために何かしら必要となるツールや資料である。これらが一つの研究室の中に収まるように設計される。あるいは研究室を使う本人自身がそれを収めるように工夫して設計しなければならない。多くの機材を必要とする大学教員(研究者)の場合,他に実験室や工房といった場所を持つ場合もある。このように,教員によって研究室がどのように作られていくかはかなりのバリエーションがある。研究室を持ち,そこをワークプレイスとする時,持ち主である本人は,自分の部屋,あるいはこれまで仕事をしていたことのあるオフィスのような何らかのイメージを持ってワークプレイスを築き上げる。
Blog374



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