April 13, 2011

ブックガイド到着

Blog196

 店頭より先に手元に来ました。春らしい新緑の装丁。中身も充実。

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April 12, 2011

新刊CM 心理学の「現在」がわかるブックガイド

 4/19日に,新刊 心理学の「現在」がわかるブックガイドが出ます。昨年の夏,毎日しこしこと書いていた「読書感想文」はこれです。現在日本で手に入れることができる「伝統的名著・未来の名著」を勝手にレコメンドするというものです。私がいうのも何ですが,面白半分でも読める良い本です。そこで,読んでほしい読み手向けにテキ屋風の口上を。

○これから心理学を学ぶ学生,心理学に興味のある方に
 ホラ,ちょっとそこの君!本屋に行けば心理学の本がたくさんあるけれど,どれがいいかも分からなくなってない? そして中には「エセ心理学本」もあるぞ。本当に勉強したかったら買ってちょうだい。本当の心理学が分かるブックガイド,学生でも手が出る1470円。

○心理学を研究する大学院生に
 本当に心理学でメシを食いたかったら,今すぐ本屋で買いなさい。自分の興味のある分野だけ買ってもダメだ。試験対策の本ばかり読んでても本当のプロにはなれないぞ。もし君が本当の専門家になった時,研究室や自分のオフィスに本が並んでなかったら哀しいよ。今のうちから揃えておこう。専門家に必携の126冊。今すぐ分かる1470円。

○既に心理学の専門家になった研究者へ
 先生方,ご自身の知識,専門領域だけになってませんか?その他の分野の知識,古くなってませんか?概論の授業の内容が10年変わってなかったら注意信号。最新の知識は昔の定説の反対ということもあります。お忙しい先生に代わって,選書しました126冊。関連文献まで入れて数百ございます。研究室の本棚に,そっと加えて下さいませ。

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September 18, 2010

ときめくほど秋めく

・あれほど暑かったのが嘘のように心地よくなった金沢。昨晩は長袖のシャツを羽織って外出。
・こうなってくると食べ物が俄然「美味しそうに」感じる。先週は友達と久しぶりに東山の鮨屋Mへ。魚も秋めいて堪能する。今週は学会前なのであれだが,帰ってきたら近江町に買い物に出て,冷蔵庫をたっぷり食材で満たして,夏休み最後の一週間を仕事と買った食材の贖罪に尽くしたい。
・とはいえまずは学会で大阪へ,発表もあるが私の心の中は「お好み」とか「串かつ」とかそんなものしかありません。大会中飲んでくれる同志がいたらいつでも声をかけてください。

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May 09, 2009

読み応えのあるアカデミック本

 連休,下條信輔の「サブリミナル・インパクト」と苅谷剛彦「学校ってなんだろう」を読む。どちらも大変読み応えがあり,あっという間に読破。専門領域のトピックを平易に伝えている。どちらの本にもいえるのは,単に専門領域の啓蒙書というだけではなく,「文学的な出来のよさ」があることである。
 苅谷の文章は中学生が読むことを前提としているため,専門的な概念を実に周到に砕いてある。これは研究者の視点だけではなかなか出来ることではなく,「教育」学者としての面目躍如たるところがあるのだろう。下條の方は(それほど平易というわけでもないのだが),注意という心理学の研究を視座に,マーケティング,政治と深い射程の論考を展開している。それも,一つ一つを積み重ねることで,次第に遠くの射程へ。ちょっと推理小説を読むような感じすら覚える。
 近年このような「文学的センス」を使える研究者が増えてきたのではないかと思う。下條のほかにも,「生物と無生物のあいだ」分子生物学者の福岡伸一などもこれに属すると思う。これからは,「文才」を活かした研究者がさらに増えていくのではないだろうか。

 そうなれば,こちらも時流の先端を行くつもりで何か。と言いたいところだが,文才がなくてスミマセン。ましてや研究者としてのクオリティも足りなくてドーモスミマセン。

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March 08, 2009

出張帰途の本

・まだ寒いが,すっかり春になっちゃった感がある京都ー金沢間の移動。個展をちょっと見たり,うどんを食うはずが伊勢丹にあるラーコン(ラーメンコンプレックス:シネマコンプレックスのようにラーメン店が軒を連ねる一角,ただいま命名)で「富山ブラック」を食べたりする。なるほど富山ブラックというのは,金沢でたべるそれのようには塩辛くないようだ。それにしても塩辛いのだが。
 ところで,九州出身の私にとって「塩っぱい」のは「辛い」で意味が通じる。金沢でも大体大丈夫のようだ。一応全国に向けて発信したつもりで「塩辛い」にしておくのだが,これが意外と自分でも違和感を感じる。

・恒例となった出張帰りの小説耽読。今回は遂に「ジェネラル・ルージュの凱旋」まで行き着く(文庫本にならないと買わないので)。どれも面白い海堂作品であるが,今回の作品はその中でもひとつ抜きん出ていた。珍しく背筋や鼻筋に感情の変化に伴う兆候が感じられたくらいである。
 この作品のクライマックスをどこととればいいのか分からないが,その兆候は圧巻の医療行為のシーンによるものである。私にとって背筋に緊張が走る感動というのは「修羅場」にあるような気がする。そしてきっと,そういう「非日常の中で立ち回る」のが私自身好きなのだろうとつくづく思う。
 これと同じような昂奮を感じたのは,たとえばサマーセット・モームの「月と六ペンス」のクライマックスシーンなどが思い出される。あれを読んだのはもう20年以上前だが,息が詰まるような,そしてすべてのエネルギーをそこに賭けるような人間の行為は圧巻である。そう,まさに圧巻。
 ああいうのは会議や論文作成ではなかなか感じられない。ライブで演奏するとか,大学で沢山の学生を前に講義をするとか,何か大きなものを引き受けた時にしかない気がする。

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January 23, 2009

アイゼンク教授の「心理学ハンドブック」

 昨年の秋にでた大著。心理学の基礎から応用,実践まで幅広い記述がある「総合書」である。これまでボリュームたっぷりの内容がある心理学の本と言えば
・Introduction to Psychology
 (日本では「ヒルガードの心理学」でお馴染み。アメリカでは標準的な心理学の教科書だが,非常に充実した内容をもつ。)
・有斐閣ニューリベラルアーツセレクション「心理学」
 (こちらは日本人の手によるもの,これもコンパクトな中にかなりの内容が盛り込まれている。)
 心理学教育に携わる者とすれば,この2冊くらいは心理学科の学生の「基本図書」にしても良いなあと思っていた。今回その中に,強い意志と確信を持って本書を加えて良いと思う。学問として,サイエンスとしての心理学の位置づけのありかたまで,きちんと考えることができるようになっている。
 ちなみに,この本は私のような「不勉強な」心理学の教員にも必携といえるだろう。元となる本の出版は2000年なので,それでも「10年は前」の内容なのだが,それでも十分なだけの新たな知識が加えられている。心理学概論をはじめとする概論系の講義を1人で担当しなければならない場合,どうしても新しい動向や知見の把握には手薄になるところができてしまう。各回の講義には,せめてこの本にある比較的新しい知見のいくつかくらいは盛り込まれるようにしたいものである。

 アイゼンク先生といえば,これまでも「認知心理学事典」や「認知心理学(アイゼンク・キーン編)」などの名著を世に出した学者として知られている。ある意味,これがその集大成の1つとなるだろう。心理学という言葉に少しでも関わりのある者にとって,この本は座右に置くべき本だと思う。

(ちなみに,私本書の編集・執筆その他には一切関与していません。あしからず)

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July 02, 2007

またまた新刊 「あたりまえの心理学」

今年3冊目の執筆をご紹介

あたりまえの心理学−心理学入門−
大山 正 監修 安齊 順子 編著 、文化書房博文社 、2007年7月発行
価格:2,415円

いわゆる「教科書」であるが,図表その他は結構充実しています。
そして,1部から3部のうち,第3部は心理学史で編まれており,この手の教科書としては異色の出来
私は「思考・言語」と「日常の中の認知」を担当しています。
こちらは1980年以降の認知研究をふんだんに取り入れています。

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June 21, 2007

週末は,本屋だ

 某ブログを見ていて知ったのは
 もやしもんTV化決定!おまけに6/22に5巻発売。
 それは買いに行かねば。ついでに,のだめ18巻も出ている。こちらも買っとかなきゃ。

 しかしながら,最近いそいそと本や漫画を買っていたら,我が家の収容能力を次第に超えつつある。実は微妙にヤバイ。金沢に越してきて5年余り,本気で引っ越しかなあと思う。

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June 13, 2007

児童心理学の進歩

 2007年度版が6/20に出ます。そして,第2章「推論」を担当しています。ここ数年の(決して多くはないのだが)推論・問題解決,そして知識獲得研究のレビューをしていますので,どうぞご覧下さい。
 そして,7月には安齋・大山編「あたりまえの心理学」も刊行予定。こちらは思考・言語,新しい認知研究の2章を担当。こちらもどうぞ。

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October 26, 2006

少女マンガ読み?

 今期のドラマ,前期の「結婚できない男」につづき,今期は「のだめカンタービレ」を見ております。アレは面白いね。コミックの方もいいけど,ドラマの方も良くできている。個人的には好きだったが「動物のお医者さん」以上にコミックを具現している。
 で,よく考えてみると,意外にもそれなりに「少女コミック系」を読んでいるなあと。上記の2つ以外に好きだったものとして
・ところはつえ「にゃんころりん」
・たちいりハルコ「ピコラ・ピコラ」など,もちろん「パンク・ポンク」も含まれる。
 どちらも可愛らしいきゃらくたーのもの。20年以上前の化石のような作品である。読んでると言ったってこの程度ともいえるが...。手元にコミックがほとんどなく,読み手としてはディープでもマニアでもないのだが,古いものだったら結構読んでいるなあと思う。いや,どうでもいい独り言。

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